2017年3月に発売された任天堂のゲーム機「ニンテンドースイッチ」。発売から約222週(約4年3ヶ月)で国内累計販売数がついに2,000万台を突破した。2020年には新型コロナウイルス感染拡大による巣ごもり需要で、入手が困難になりフリマサイトなどでは高額な値段がつくなど、社会現象にもなった。そんな子どもから大人まで幅広い世代で人気を博しているゲーム機だが、一番売れているゲームソフトは何だろうか? そこで今回はニンテンドースイッチのソフトのなかで、2021年5月23日までの国内販売本数トップ5を紹介する。
長く愛される名作がズラリ並ぶ、ソフト売上トップ5!
ゲーム総合情報メディア「ファミ通」が5月23日までのニンテンドースイッチ向けソフトの国内推定累計販売本数(パッケージ版のみ)をまとめ、そのトップ5を発表した。ここでは5位から順に紹介していく。
5位は2017 年4月発売の「マリオカート8 デラックス」で3,844,200本。多くの人が一度はプレイしたことがあるだろうマリオカートシリーズの9作目。1992年に発売された初代「スーパーマリオカート」以来約30年間、変わらずに多くの人を楽しませている。
4位は2017年7月発売の「スプラトゥーン2」で3,868,221本。2015年にWii U専用ソフトとして「スプラトゥーン」が発売され大ヒットした、インクを打ち合うシューティングゲーム。このゲームをやるためにWii Uを購入した人も多く、「Wii U スプラトゥーンセット」は発売約1ヶ月半で完売した程の人気ゲームだ。
3位は2019年11月発売の「ポケットモンスター ソード・シールド」で 4,052,668本。1996年に初めて発売されたポケモンシリーズの8作目。ポケモンを育てバトルするロールプレイングゲームは、国内だけでなく世界中から高い人気を誇っている。
2位は2018年12月発売の「大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL」で4,285,272本。マリオやカービィ、ピカチュウなど任天堂が発売したゲームの人気キャラクターが一堂に会し戦う、対戦アクションゲーム。1999年にシリーズ第1作目が発売されたスマブラ史上、最高傑作との声もある。
そして第1位となったのは、2020年3月に発売された「あつまれ どうぶつの森」で6,778,146本。発売からわずか1年余りで圧倒的なトップとなった人気で、これまでにも数々の記録を塗り替えてきているのだ。またゲーム内で卒業式や結婚式を開催したり、企業が会社説明会を行なったりなど、さまざまな使われ方が話題にもなった。 ゴールがないために長期間に渡ってさまざまに楽しめるゲームだけに、まだまだ人気は続きそうだ。
今後、任天堂からは2021年11月には「ポケットモンスター ブリリアントダイヤモンド・シャイニングパール」が、2022年には「スプラトゥーン3」が発売予定だという。
さらに2021年の秋には新型の「ニンテンドースイッチプロ(仮称)」も発売されると噂されている。今後もまだまだニンテンドースイッチの快進撃は止まらなさそうだ。
出典元:スイッチ、国内累計2000万台を突破。歴代ソフト売上トップは累計678万本の『あつ森』【ファミ通.com】
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