移住したい都道府県ランキング発表、2位は同率で北海道と沖縄県、意外にも1位は?

最近、移住に関する話題が増えた。テレワークの機会が増え、これまで職場から遠いところに住むなんて考えてみたこともなかった人にも移住を検討する余地が増えてきているからだ。そこで今回はgooランキングが発表した「移住したい都道府県ランキング」について見ていこう。もしもあなたが移住するとしたら、どの都道府県へ行きたいだろうか?

2位は同率で北海道と沖縄県がランクイン

「北の国から」のテーマソングが想起される風景

 移住したい都道府県ランキングで2位にランクインしたのは「でっかいどう」北海道だった。やっぱり一度は憧れる広大な草原も魅力的だ。毎年話題となる「地域ブランド調査」の1位常連でもある北海道は、安定して人気がある地域だ。カニをはじめとする近海で採れた新鮮な海産物、ホクホクのじゃがいも、ジンギスカンやご当地ラーメンのラインナップも様々で、美味しい食べ物が豊富なイメージだ。お土産としてのイメージが強い「白い恋人」は、実は地元の人も日常的に食べる馴染みのお菓子でもある。
 そして、同率2位に選ばれた沖縄県もまた、青い海と青い空に囲まれた自然豊かな地域だ。1年を通して温暖で、海水浴やマリンスポーツを目的とする観光リゾートとして人気がある。ソーキそば、ゴーヤーチャンプルー、海ぶどうや、泡盛など、この地方ならではの食べ物が様々あり、地方の個性が強い地域だと言える。地元の人のマイペースで陽気でおおらかな県民性も、移住したいと思わせるような魅力がある。

住む場所というよりは、働く場所というイメージが強い

 1位の栄冠を手にしたのは、意外なことに東京都だ。魅力的な街であることは間違いないが、あまり“移住”という単語と結びつくイメージを持っていない人もいるのではないだろうか。
 これまで通勤時間の長さや通勤列車の過酷さから東京から脱出したいという声はあった。今ではリモートワークが一般的なものとなり、「本当に東京(首都圏)に住む必要があるのか?」とあらためて考える人が地方移住する決意をする、というストーリーはメディアでもよく取り上げられているように思う。しかし、今回のランキングでは、東京がまさかの1位。その理由で考え得るとするならば、高齢化が進む日本で車を運転することなしに、近隣のスーパーや商店街に買い物に行ける都心の生活の利便性が評価されたのかもしれない。とは言え、やはり都心の家賃相場は高価で、地方の3倍近くにもなることも。生活の利便性を勝ち取るためには、それなりの収入や蓄えが必要そうだ。

 4位以降には神奈川県、5位は福岡県、6位は京都府、7位は大阪府、8位は長野県と静岡県で同率、10位は兵庫県が続いた。都心部から近く、日帰りでも行き来できる距離にある地域がランクインした。リモートワークが一般的となりつつあり、都心から少しだけ離れた場所への移住は、多くの人にとってかなり現実路線になってきたのかも。
 移住先に求める条件は交通網の充実や自然の豊かさなど、人によって異なるが、あなたが重要視する条件は何だろうか。このランキングを参考に、ネットで気軽に物件を探してみるのも楽しいだろう。

出典元:移住したい都道府県ランキング【gooランキング

オトナライフ編集部
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