人気マンガ雑誌「週刊少年ジャンプ」(集英社)のすべてのギャグ漫画の頂点を決めるランキングが発表された。アニメ化はもちろん、実写映画化などメディアミックスされていた人気作が並びジャンプ読者でなくとも知る作品ばかり。あなたのイチオシ作品はランクインされているだろうか?
数あるギャグ漫画で1位に輝いたのは銀魂
1968年に創刊された人気マンガ雑誌・週刊少年ジャンプの長い歴史のなかから、最強のギャグ漫画を決めるランキング調査が行なわれた。今年1月にgooランキングが実施したアンケートで、3位に「斉木楠雄のΨ難」、2位には「こちら葛飾区亀有公園前派出所(こち亀)」がランクインしている。
3位の斉木楠雄のΨ難は2012年~2018年にかけて連載された作品で、超能力者である主人公とそのまわりの人々のにぎやかな日常を描いた学園コメディだ。アニメ化のほか実写映画化もされており人気を博した。
続いて2位のこち亀はジャンプ読者でなくとも知らない人はいない秋本治の伝説的作品だ。破天荒な主人公・両津勘吉が派出所メンバーや下町の仲間たちと繰り広げるコメディ漫画だが、時事ネタをふんだんに盛り込んだ作風には目を見張るものが。1976年から一度も休載することなく40年間続き、2016年に完結した際は最終話が掲載されたジャンプが史上初の重版となるなど大きな話題になった。
そんなレジェンド級のこち亀を抜いて見事1位に輝いたのが、2019年に15年半の連載に幕を下ろした「銀魂」である。主人公の坂田銀時を中心に、歴史上の偉人をモデルとした個性豊かなメンバーがドタバタを巻き起こす「SF人情なんちゃって時代劇コメディー」だが、時に泣けるという声も。小栗旬や菅田将暉、橋本環奈といった豪華役者陣で実写化した映画も人気を博した。
長い歴史があるだけあって、トップ3にランクインしたギャグ漫画はどれも文句なしのおもしろさだ。一方で、現在ジャンプには宮崎周平「僕とロボコ」や仲間りょう「高校生家族」など連載中のギャグ漫画もいくつかあるが、上記の作品と比べると世間の知名度はまだまだと言わざるを得ない。
ジャンプといえば長寿マンガの「ワンピース」や、2020年には映画が大ヒットとなった「鬼滅の刃」、同じく話題の「呪術廻戦」など近年でも人気作品に事欠かない。しかし、ギャグ漫画に関しては、ランキングに入ったのもどれも連載が終了してしまった作品ばかりである。新たな人気作品が登場することを願ってやまない。
出典元:ジャンプ史上最強のギャグ漫画ランキング【gooランキング】
※サムネイル画像(Amazonより引用)