いま最も人気のあるコンシューマーゲーム機といったら、おそらく多くの人が任天堂の「Nintendo Switch(スイッチ)」の名前を挙げることだろう。さすがに一時期ほどの品薄感は薄れてきているが、スマホゲームの勢いに押されつつあるコンシューマー業界で絶大な存在感を放っていることに変わりはない。今回は、そんなスイッチのゲームソフト売上ランキングを見ていきたい。
学校で必修化されたプログラミンを学べるゲームもランクイン
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gooランキングは6月22日、Amazonでどのソフトが売れているかを独自に調査しランキング化した結果を発表した(ランキング結果は2021年6月22日16時00分時点のもの)
それによると5位は「マインクラフト」、4位には「eBASEBALLプロ野球スピリッツ2021 グランドスラム 【早期購入特典】期間・用途限定パワスピ・ポイント(封入)」がランクインした。マインクラフトは世界的にも売れている名作で、2009年の誕生以降、数多くのハードでリリースされてきている。スイッチ版登場は2017年だが、今なおその人気が衰えていないことを順位で証明した。
その上にランクインしたのは、3位「マリオゴルフ スーパーラッシュ」、2位「ナビつき! つくってわかる はじめてゲームプログラミング」だ。はじめてゲームプログラミングは「任天堂の開発室から生まれたプログラミングソフト」だといい、ゲーム中でナビのアドバイスを受けながら様々なゲーム開発を体験していけるゲームだ。2020年からは小学校で「プログラミング教育」が必修となったことも、このソフトが売れている要因のひとつかもしれない。
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そして栄えある1位に輝いたのは、「リングフィット アドベンチャー」となった。リングフィット アドベンチャーはゲームの世界を救うアドベンチャーゲームをプレイしながら、自宅で全身を動かすフィットネスができるゲームソフトだ。テレビCMでは人気女優の新垣結衣が出演し、「リングコン」「レッグバンド」を装着して身体を動かす様子もネット上で好評を博している。
クリアするには「1日30分のトレーニングで約3ヶ月かかる」とされているが、もしかすると「夏に向けて今からでも…」と運動不足解消を決意した人もいたのかもしれない。また6月21~22日に開催されたAmazonのプライムデーでも、スイッチの本体とリングフィット アドベンチャーのセットがネットで話題にもなっていた。
趣味として楽しむためのゲームから、学習用ゲーム、さらにはフィットネスのゲームなど多彩なジャンルのゲームが並んだ今回のランキング。もはや「ゲームは子どものおもちゃ」というイメージは完全に払しょくされていることが改めて明らかとなった。
「ゲームは1日1時間」なんて格言はもう忘れて、長時間ゲームでプログラミング学習をしている子どもにはねぎらいの言葉をかけてあげるべき時代が来ているのかもしれない。
出典元:今注目のNintendo Switchゲームソフト Amazon売れ筋ランキング(2021年6月22日16時00分更新分)【gooランキング】
※サムネイル画像(Image:amazon.co.jp)