漫画やアニメの世界では数多くのキャラクターが登場しているが、中には物語の序盤で死亡してしまい、途中退場したにもかかわらず強烈なインパクトを残すキャラがいる。ドラマチックな最期、印象的な叫び声などその要因はさまざまだが、早い段階で死亡・退場したキャラの中で最も印象が強いのは誰なのか、アンケートを実施したgooがランキングとして発表しているので伝えたい。
1位は上杉和也、2位はハート、3位は如月。みんな覚えてる?
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1位の「上杉和也」(341票)は、あだち充の名作野球漫画「タッチ」に登場する。簡単にプロフィールを紹介すると、主人公・上杉達也の双子の弟で、甲子園出場を目指す野球部のエース。勝てば甲子園行きが決まる決勝戦当日、交通事故に遭い死亡してしまう。和也の死によって兄の達也は野球部のエースを引き継ぐことになり、同時にヒロインである少女・浅倉南との関係も複雑なものに。二人のその後に大きな影響を与えた。
2位は「北斗の拳」に登場する巨体の持ち主「ハート」(240票)。主人公・ケンシロウの宿敵であるシンの部下で、あらゆる攻撃を吸収してしまう“拳法殺し”といわれた脂肪の塊のような肉体はインパクトが強かった。表向きは物腰が柔らかく紳士的だが、血を見ると逆上して正気をなくして暴れまわる。ケンシロウによる北斗柔破斬を受けて爆死した時の「ひでぶっ」という断末魔の叫び声は有名だ。
3位はグロ描写が過激な「エルフェンリート」に登場する「如月(秘書)」(182票)。国家施設の研究所で室長の秘書として働く超ドジっ娘で、第1話で室長にコーヒーを届けに行くが、拘束を破って研究所を脱走しようとする主人公・ルーシーの目の前でズッコケてしまい殺されてしまう。アニメ開始からわずか7分で退場となったが、強烈なインパクトを残した。
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4位の「ジークフリード・キルヒアイス」(165票)は、田中芳樹によるSF小説「銀河英雄伝説」に登場する赤髪の青年だ。人柄の良さ、軍事的才能、端正な顔立ちとすべての要素が揃っており、主人公の一人であるラインハルトを公私共に支える。物語序盤の戦争で死亡するが、ラインハルトやその陣営に「キルヒアイスが生きていれば」と口にされるほど、大きな影響を与え続けていた。
5位は、1位と同じくあだち充の野球漫画「クロスゲーム」の「月島若葉」(151票)。四姉妹の次女で、主人公のコウと小さな頃からとても仲が良く両想いだったが、下級生を助けようとして激流に巻き込まれ、死亡した。コウが本気で野球をするきっかけをつくった張本人であり、本作のヒロインでもある月島家の三女・青葉の成長にも影響を及ぼした。
いかがだろうか。ここで挙げられた多くのキャラが、死んだ後も主人公(やそれに準ずる登場人物)たちに多くの影響を及ぼしているということがわかる。つまり、登場時間の長さよりもインパクトの強さが、記憶に残る秘訣のようだ。あなたが思い浮かべたキャラクターは、ランクインしていた?
出典元:早い段階で死亡・退場したのに印象が強いアニメキャラランキング【gooランキング】
※サムネイル画像(Amazonより引用)