関東人が思う「健康に暮らせそうな都道府県」ランキング、3位長野県、2位秋田県、1位は?

テレワークならびにワーケーションが世間に浸透した今、これからの人生をどこで暮らしていくか、改めて考えるようになった人も多いのではないだろうか。会社に行かなくても仕事ができるのであれば、家賃も物価も高い東京に住むよりも、地方で広い家に住んで綺麗な空気を吸ってのびのびと暮らした方が、クオリティ・オブ・ライフが高い気もする。都会暮らしのストレスから解き放たれ、精神的にも肉体的にも健やかに過ごせそうだ。

では、一体どこの地方で暮らせば心身ともに健康に過ごせるのだろうか。今回は、JR東海エージェンシーが6月23日に発表した「47都道府県ブランドパフォーマンス調査」の結果をもとに、都会に暮らす人が考える「健康に暮らせそうな都道府県」について解説していく。

「健康に暮らせそうな都道府県」トップは山形県

関東、関西とも山形県、秋田県が上位に(ジェイアール東海エージェンシー調べ)

 JR東海エージェンシーが首都圏に住む20~69歳の男女に向けて行った調査によると、「この地域での暮らしは健康に良さそう」なイメージとして、最も多くの票が集まったのが山形県。日本百名山に数えられる美しい山々に囲まれ、豊かな自然に恵まれた長閑な地域である。
2位に選ばれたのは秋田県。日本有数の米どころとして知られており、観光名所としては世界遺産である白神山地や国の名勝である旧池田式庭園などが有名だ。続く3位には長野県、4位には栃木県、5位には山梨県が選ばれた。

山形県山形市・山寺の夏の風景

(Image:Phuong D. Nguyen / Shutterstock.com)

秋田県・角館の町並み。江戸時代に栄えた城下町である

 関西圏在住者を対象とした同様の調査では、首都圏と同じく1位に山形県、2位に秋田県がランクイン。この2地域の自然豊かでのんびりとしたイメージは全国共通なのかもしれない。続いて3位に選ばれたのは四国の中でも海が美しいことで知られる高知県。4位には島根県、5位には北海道が選ばれた。高知県と島根県は関西圏から近いため、「実際に足を運んで現地の魅力を体感した上で選んだ」というパターンも多そうだ。

 しかし、首都圏も関西圏も共通して1位と2位に同じ都道府県を選んだのは驚きである。山形県と秋田県には、ほかの地域にはない何か特別な空気が漂っているのだろうか。
 一方で首都圏の4・5位となった栃木県と山梨県はいわゆる首都圏から電車で1時間程度とアクセスしやすい県。関西圏の3・4位の高知県と島根県も関西圏の人々からは良いイメージを持たれている様子が伝わってくる。とくに首都圏4位の栃木県といえば2020年に都道府県別の魅力度ランキングで最下位となり大きな話題となったばかりだが、関東圏の人々からは「魅力が無いなんてとんでもない!」と思われているようだ。

 いずれの地域も自然に恵まれて、食べ物がおいしいことは間違いないだろう。テレワークに対応した職業に就いている人であれば、試しに数週間滞在してみるのもいいかもしれない。

出典元:47都道府県ブランド パフォーマンス調査【ジェイアール東海エージェンシー

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