旅行情報誌・じゃらんは7月26日、2021月2月22日~24日に実施したアンケート調査「道の駅の満足度に関するアンケート」の集計結果を発表した。北海道と沖縄を除く45都府県在住の20代~50代男女3,733名から選ばれ1位に輝いたのは、いったいどんな道の駅なのだろうか。今回は、近年進化が止まらない道の駅についてお伝えしていきたい。
2位と3位には、地物と自然とアクティビティが楽しめる施設がランクイン
道の駅と言えば、旅先でのドライブ中にトイレ休憩をしたり、お土産や地物の野菜を購入したりする施設というイメージではないだろうか。しかし近年、道の駅は想像をはるかに超える進化を遂げているようだ。
第3位にランクインしたのは、静岡県富士市にある「道の駅 富士川楽座」だった。
世界遺産の雄大な富士山を望む風光明媚な道の駅。産直市場、お土産処はもちろんのこと、レストランでは絶景とともに静岡の海の幸や山の幸をいただくことができる。また、オリジナル作品が楽しめる本格的なプラネタリウム、参加体験型の科学館や、隣接する大観覧車が楽しめる施設となっている。
続いて第2位にランクインしたのは、岩手県雫石町の「道の駅 雫石あねっこ」だった。緑豊かな山あいの雫石川沿いに位置し、産直市場やお土産処、特色ある4店舗の食事処があり、雫石町の味覚が満載の宴会も楽しめる。そのほか、日本ハーブ園や日帰り温泉、釣り人やファミリーキャンパーで賑わうオートキャンプ場、浅瀬の水辺で遊べる小柳沢砂防公園など、家族連れでも友人グループでも休日を満喫できるようなアクティビティが充実している。
堂々の1位は宮城県のあ・ら・伊達な道の駅!
そして、映えある第1位に輝いたのは宮城県大崎市の「あ・ら・伊達な道の駅」だった。岩出山周辺の特産品に加え、お土産の品数が圧倒的。大崎や宮城県内の商品だけでも約500点、姉妹都市である北海道石狩郡当別町に工場があるROYCE’はなんと約300点という品揃えを誇り、全体では1,000点を超える豊富なラインナップ。地物を使用したバイキング形式のレストランも人気だ。2001年の開館以降、満足度の高い道の駅として年間300万人以上が訪れる人気スポットとなっている。これまでも施設の充実度は東北屈指の道の駅とされていたが、今回のランキングでトップに輝いたことにより、全国区においても屈指の施設だと認められた形だ。
全国道の駅クランプリ2021では、トップ2を東北地方の道の駅が占める結果となった。そして、このランキングからもお分かりいただけたように、近年、道の駅は立ち寄る場所というよりも、1日中そこにいて楽しめる施設に進化している。ランキング上位の道の駅は、どこも個性豊かで地域ならではのものが楽しめる場となっている。旅行で近隣へ行く際には訪れて、楽しい時間を過ごされてはいかがだろうか。
出典元:『じゃらん』全国道の駅グランプリ2021発表!宮城県の道の駅が満足度1位を獲得【じゃらんnet】
●富士川楽座(公式)は→こちら
(※2021/8/3 記事の一部を訂正いたしました)
※サムネイル画像(Image:富士川楽座公式サイトより引用)