子どもから大人まで、世界中の人々から愛されているディズニー作品。ファンタジックな世界観や感動的なシーン、個性的な登場人物など人によって様々な魅力を感じていることだろう。そんなアニメーションやアトラクションを緻密に再現してきたディズニーの実写映画のファンも数多い。高クオリティ揃いのディズニー実写映画の中で、特に人気が高く、「成功した」と思われている作品がランキング化された。どんな作品が上位になったのだろうか?
ファンタジックな世界観を緻密に再現した実写映画
世界中を魅了しているディズニー作品。ウォルトディズニーアニメーションスタジオとして最初の長編アニメーション作品を公開したのは1937年の「白雪姫」と言われている。そこから現在まで、80年もの間、多くの名作を生み出してきた。
ディズニーの実写映画は、ディズニー作品のファンタジックで美しい世界観を高いクオリティで再現してきた。1950年に公開された「宝島」がディズニー初の前編実写映画で、最新作では今年5月に公開された「クルエラ」も話題となった。また、8月にも人気アトラクションの「ジャングル・クルーズ」が公開予定となっている。
過去には実写化不可と言われてきた作品も、最新CGアニメーション技術を織り交ぜながら実写化に成功している。例えば、クマのぬいぐるみ「プーさん」が動きだす「プーと大人になった僕」や、フルCGによるまさかの実写化(?)を遂げたサバンナでの動物たちの物語「ライオン・キング」は日本でも大きな話題になった。
そんな数ある作品の中から、ディズニーファンが「成功した!」と思っている実写映画はどんな作品なのだろうか?
1位は、見た目だけじゃない魅力満載の世界文化遺産!
動画配信の横断検索サービス「1Screen」を運営するvivianeは全国の10~50代の男女500人を対象に「成功したと思うディズニーの実写化映画」についてアンケート調査を行い、結果を発表した。
5位は「マレフィセント」シリーズ。2014年に第一弾が公開され、2019年に続編となる「マレフィセント2」が公開された。アンジェリーナ・ジョリーが演じる美しくも邪悪な魔女の姿に引き込まれていったファンが多いのではないだろうか。4位は「シンデレラ」。ディズニーの代表作と言っても過言ではないラブストーリー。やはりシンデレラ演じるリリー・ジェームズの美しさはもちろん、豪華なお城やドレスなど世界観にも圧倒される。
3位は「アラジン」。テーマ曲、「A Whole New World」でも知られるディズニーの不朽の名作が2019年に実写化され、話題になった。ウィル・スミスによる魔人・ジーニーの再現も配役に称賛が集まった。さらには、ミュージカルテイストで字幕版も吹き替え版も「楽しく観られた」という意見が多かったようだ。2位は2017年に公開された「美女と野獣」。「ハリー・ポッター」シリーズで知られるエマ・ワトソンが主人公に起用されたことでも注目された作品だ。ストーリーが原作そのままに進行していった点が高い評価を得ていたが、何より実写化の難しいと思われた野獣や、魔法をかけられたお城の召使いたちの再現も違和感がなく楽しめ、感動したとの声が多い。
そして注目の1位は、圧倒的支持で「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズとなった。2003年の第一弾から現在まで5作品が公開されている大人気シリーズだ。主演を務めるジョニー・デップがはまり役で、彼の代表作ともなっている。「映画版は音楽がダイナミックで力強く、テンポがいい」との意見もあり、まさに大成功を収めた実写映画だ。
あなたの予想はどうだっただろうか?まだまだ実写化が予定されている作品も多いというディズニー作品。次はどんな素晴らしい作品が生まれるのだろうか、期待が高まる。
出典元:「成功したと思うディズニーの実写化映画は?」のアンケート調査結果を発表。3位『アラジン』2位『美女と野獣』1位は?【1Screen】
※サムネイル画像(Image:AFM Visuals / Shutterstock.com)