暑さがピークに達する今日この頃、寝ている間にかいた汗を洗い流すために、“朝風呂”に入る人も多いのではないだろうか。日中の暑さによる疲労でなんだかスッキリしない朝も、熱いお湯に浸かると一気に目が覚める。そんな気持ちのいい朝風呂、実は仕事の出来にも好影響を及ぼす可能性があるのだという。一体どういうことなのだろうか。
朝風呂で集中力が高まった人は約7割!
バスリエ株式会社が朝風呂に興味のある男女229名を対象に行った調査によると、「朝風呂のどんな所に魅力を感じますか?」という質問に対して、1位が「サッパリする」、2位が「目が覚める」という回答が集まった。この2つの回答が全体の約8割を占めており、朝風呂はリラックスというよりもシャキっとするためのものとして認識されていることが分かる。
では、朝風呂に入った人は、実際にシャキっとできているのだろうか。「朝風呂をして日中の集中力が上がった経験はありますか?」という質問に対しては、「よくある」が16.16%、「ややある」が52.40%の回答を集め、約7割の人が朝風呂の効果を感じているという結果に。集中力が上がれば仕事もテキパキと進むだろう。職場でいつも活躍しているあの人は、もしかすると今日も朝風呂に入ってきたのかもしれない。
朝シャワーよりも朝風呂がいい?湯船に浸かるメリット
また、朝風呂に頻繁に入る月を問う設問では1位・8月、2位・7月、3位・9月と夏の時期が上位に並んでいる。やはり寝苦しい夜にかいてしまった寝汗をサッパリさせるという意味でも、かなりのメリットがあるのだろう。寝汗でべたつく状態で服を着て会社に行く、というのは、言葉にするだけで気が滅入りそうだと感じる人もいるかもしれない。「会社に行かなければならない」という思い空気を背負って家を出るときに、余計な不快感を持たないためにも朝風呂は大事だとも言えそうだ。
また4~6位は逆に寒い冬場の時期が並ぶ。布団から出たくないほど寒い時期でも、朝風呂に入ることで気持ちを前向きにできるのかもしれない。
毎日夜も朝も湯船に浸かって……となるとさすがに水光熱費が気になるところ。しかし大事な商談の日やバシッと決めたいプレゼンの日は、早起きして朝風呂に入って体を整えるのもいいかもしれない。
身体も気持ちも髪型もビシッとキメて颯爽とプレゼンに立つあなたからは、普段と違う自信にあふれたオーラ……とスッキリとしたボディソープの匂いがしているだろう。
出典元:朝風呂の意外な効果が判明!メリットや健康になる入浴法をご紹介【お風呂レシピ】