【台湾旅行】台北のバスを乗りこなすアプリ「台湾公車通」がおすすめ

日本以上にバスが発達している台北だが、ルートが複雑すぎて日本人が利用するのは難しい。だが、バス専用アプリを使えば、初心者でも台北のバスを自由自在に乗りこなせるのである。ここでは、超便利なアプリ「台湾公車通」を紹介しよう。

台北のバスの位置はリアルタイムで確認できる!

 台北での観光は電車やタクシーが便利だが、実はバスを使えばもっと楽に・速く・安く移動できる。とはいえ、初めての街でバスに乗るのは誰だって不安になるだろう。だが、現地のプリペイドSIMをさしたスマホさえあれば初心者でも簡単に台北のバスを乗りこなせるのである。
 まず、台北のバスは日本よりずっと発達しており、大通りなら道路の中央にバス専用レーンがあって、信じられない数のバスが次々とやってくる。また、台北のバス停には電光掲示板があり、あと何分でバスが来るかリアルタイム表示されているので時刻表はない。そのデータはスマホに連動しており、目的のバスが今どこにいるか簡単にアプリで確認できるのだ。今回紹介するバス専用アプリ「台湾公車通」も同じデータを利用しており、バスの位置や目的のルートをすぐに確認できる。アプリは中国語表示だが、台湾の漢字は日本語に近いので、問題なく使いこなせるだろう。

まず、Googleマップで現在地から目的地(今回は公館)までのルート(電車・バス)を検索する。すると、280番バスに乗って30分と表示された

「台湾公車通」アプリを起動したら、トップ画面で「台北/新北」を選択。次にこの画面になったら、画面下のキーボードで路線番号(今回は“280”)を入力して表示された「280天母・公館」をタップする。ちなみに、「清除」は電卓の“C”と同じ意味

「往 公館」(公館行)のルートが表示された。Googleマップで確認すると、最寄りバス停は「民権中山路口」なので、バスがひとつ前の「大同國小」まで来ており、あと3分でバスが来るのがわかる。画面右上のMAPをタップして地図を表示させよう。なお、「往 天母」をタップすると逆方向のルートを表示できる

バスのルートマップが表示された。「22.民権中山路口」バス停が現在地で、その前後にバスがいるのがわかる

最寄りの「民権中山路口」バス停に行き「280(往 公館)」の路線表示を確認しよう。もちろん、電光掲示版であと何分でバスが到着するか表示されている

公館行の280番バスが来た。ほかの路線バスも続々と来るが、280番バスの運転手に対し手を挙げて「乗る」意思表示しないと停車してくれないので注意しよう

Googleマップで調べればすぐに目的のバスを探せる!

 まず、Googleマップで目的地までのルート検索すると、路線バスの番号が表示されるので、その路線バス番号を「台湾公車通」アプリで検索しよう。アプリではバスのルートやバス停、バスの現在地などが確認できる。次に、近くのバス停に移動して目的の路線バスが来たら手を挙げてバスを止めよう。基本的に台北のバスは手を挙げないと止まってくれないので要注意。もちろん、バスでは台湾の交通ICカード「悠遊(イージー)カード」を利用できる。バスに乗り込んだら、Googleマップでバスの移動方向を確認しよう。台湾は右側通行なので、日本人はうっかり逆方向のバスに乗ってしまうことが多いのだ。目的地で下りるときは日本と同じようにベルを押せばいい。
 台湾は電車も便利だがホームの中もかなり歩く。それに比べ、バスは現在地付近のバス停からサッと乗れるし、目的地のすぐ近くまで行けるので、歩く距離と体力の消耗が全然違う。なお、台北市内であれば路線バスはほぼ15元(約55円)でどこにでも行ける。

台湾公車通

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