結婚して家庭を持つと、お財布事情が独身時代とは変わってくる。夢のマイホームの購入資金を貯めたり、子どもの教育資金を用意したり。独身のときは比較的自由だったボーナスの使い道も、奥さんにがっちりホールドされている人も少なくないのでは? 株式会社ネクストレベルが運営する縁結び大学では、既婚男性185人にお財布事情についての調査を行い、そのリアルすぎる結果が発表された。なかでも今回は特に他人に聞きにくい“へそくり”についてお伝えしていく。
へそくり額は意外に少ない?3位が100万円以下、2位が30万円以下
この調査ではズバリ、既婚男性に「奥さんが知らないへそくりはあるか」とある人はその額を聞いている。3位は「100万円以下」で7.0%。100万円以下といっても50万円なのか90万円なのかでかなり違ってくるが…。
2位は「30万円以下」の26.5%。これはなんともリアルな数字で、月に1~2万へそくりしてくとこれくらいになるから、なかなか堅実な数字というところか。
1位は…ちょっと後述するとして。この調査では「へそくりがある」と答えた人の世帯年収まで聞いている。するとある特徴が見えてきた。年収が601万円を超えると、「へそくりがある」と答える人が過半数を超え始めるのである。801万円では60%、1,001万円以上では63.2%の人がへそくりをしていると答えている。やはり経済的に余裕が出てくると、生活費を差し引いても自由になるお金の額も増えるという、なんともうらやましい結果となった。
さて、いよいよ「奥さんが知らないへそくりがあるか」の1位の答えを発表しよう。
「へそくりがあるかどうか」の1位の理由、奥さま方にわかに信じられます?
「奥さんが知らないへそくりがあるかどうか」の答えと額、1位は「まったくない」が51.9%!「ない」と答えた人が過半数越えという結果になったのである。
世の奥さま方は「…本当?」と疑いの目で見る結果かもしれないが、ここで同調査で行われた「お小遣い制であるかどうかとその額」についてのアンケート結果を見てみよう。年収400万円以下の人の約7割が、401~600万円以下の人でも約8割がお小遣い制と答えている。世帯年収400万円以下の既婚男性では、月のお小遣いが4万円以上という人は1人もおらず、その多くが日本人の平均年収を超えることとなる401~600万円以下という層でも、月のお小遣いが2万円以下であると答えた人が38.3%と多数派となっている。
となると、「へそくりはまったくない」の答えも妙に納得させられるし、むしろへそくり額で最も多かった「30万円以下」という数字がなかなかリアルというか、納得の数字となるし、むしろ「よくへそくりをした!」と褒めてあげたくなるほどだ。
さらにへそくりをする理由は「趣味に使いたいから」という意見もあるが、その多くが「将来、家族に何か買ってあげようと思いながら貯めています」。(富山県/45歳/月7~8万円/へそくり30万円以下/世帯年収801~1000万円)や、「天変地異や社会情勢不安になった際、少しでも困らないようにと思って貯めています」。(東京都/47歳/月4~5万円/へそくり50万円以下/世帯年収801~1000万円)といった家族や将来のためという意見も多数あった。既婚男性はなかなか堅実な考えの持ち主が多いようだ。
とはいえ、家計のやりくりもとっても大切。旦那さんのお小遣いを上げてあげるかどうかは、奥さま方にお任せする。
出典元:1割が平日ランチ300円以下!?既婚男性の185人に“お財布事情”について調査【縁結び大学】