あなたは旅行をするとき、どうやって目的地を決めるだろうか。行きたい観光地がある、予算的にちょうどいいなどさまざまな理由があるが、「泊まりたい宿がある」という理由で旅行のプランを立てる人も少なくないはず。目当ての観光地を次々に周る旅行もいいが、観光はほどほどに早めにチェックインして、お気に入りの宿でゆったりと過ごすのも贅沢なひと時。今回は、そんな“大人時間”を過ごすにふさわしい宿がある都道府県についてご紹介しよう。
良い宿があると思う都道府県、5位は福島県
じゃらんを運営するリクルートは、全国1万5719人の宿泊旅行者を対象に「じゃらん宿泊旅行調査2021」を実施。そのなかで、「良い宿・ホテルがあったから」という理由で旅行先に選ばれた都道府県トップ5を解説していく。
5位に選ばれたのは「福島県」。温泉マニアが絶賛する秘湯の数々で知られる東北エリアで、最上位にランクインした。海と山、湖や高原など豊かな自然に恵まれる福島県だからこそ、抜群のロケーションを誇る宿も多い。東北人ならではの温かいおもてなしも、大きな魅力のひとつと言えるだろう。
同率3位は静岡県と群馬県、2位は神奈川県、1位は…
同率3位に選ばれたのは「静岡県」と「群馬県」。静岡県は富士山が臨める宿があるほか、海沿いにはオーシャンビューを楽しめる宿が並ぶ。なかにはゲストハウスや民宿などリーズナブルに宿泊できるところもあり、幅広い世代が楽しめる印象だ。群馬県は宿泊可能な温泉地が100カ所以上ある温泉大国。草津温泉をはじめ、温泉宿が充実しているスポットが多い。
2位には「神奈川県」がランクイン。都心からアクセスの良い箱根は人気の観光地であり、土日の休みを使っての小旅行にはうってつけだ。多くの人が訪れるだけあって、宿も「よそに負けるまい」とサービスを充実させている。
そして、栄えある1位に輝いたのは「大分県」。日本三大温泉のひとつである別府温泉が有名だが、ほかにも由布院温泉や長湯温泉など、聞き覚えのある温泉地が点在している地域だ。歴史ある温泉地なだけあって、風情のある温泉施設を持つ宿も多い。温泉の魅力が宿の魅力に直結しているケースも多いだろう。
夏を超えれば食欲の秋。素敵な宿でおいしいものを食べ、ひたすらぼーっとする。次の旅行では、そんな大人時間を過ごしてみては。
出典元:じゃらん宿泊旅行調査 2021(PDF)【じゃらんリサーチセンター】
参照元:良い宿・ホテルがあると思う都道府県ランキングTOP10! 1位は「大分県」!【2021年版】【ねとらぼ調査隊】