8月19日は、「8(ハ)、1(イ)、9(キュー)」の語呂合わせから、部活漫画として不動の人気を誇る「『ハイキュー!!』の日」とされている。制定されたのは2015年のことで、毎年この日になると、アニメが一気放送されたり、SNS上ではイラストがアップされたりと、ファンが盛り上がる。
この日にちなみ、2021年1月に、ねとらぼ調査隊が調査を実施した「『ハイキュー!!』烏野高校排球部のメンバー人気ランキング」を紹介しよう。
個性派ぞろいのメンバーを支えるキャラが5位までにランクイン
10位は、「東峰旭」(221票)。高校生とは思えぬ風貌から、1年生に無駄に恐れられるが、実はガラスのハートを持つ、超小心者。頼もしい仲間を背に成長し、エースとしての風格を身につける。ヘタレなのにパワーあふれるスパイクを打つ、ギャップが魅力だ。
続いて9位にランクインしたのは「縁下力」(245票)。スタメンで入ることは少ないが、2年を仕切る姿や影山への助言、月島の扱いなど曲者揃いの1年生へも影響力がある。試合中は控え内で選手のフォローをしたり、相手チームについて考察したりと、名前のとおり縁の下の力持ち的存在だ。
8位には、ジャンプフローターサーブという最強の武器を手に入れ、ピンチサーバーとして活躍した「山口忠」(248票)が入った。彼のひたむきに努力する姿に惹かれた読者も多いだろう。
7位にランクインしたのは「田中龍之介」(304票)。パワフルなスパイクで、チームの得点を叩き出すウィングスパイカーだ。坊主頭で見た目は怖いが、義理堅く人情に厚い。後輩の面倒見もよく、慕われているところなど、見ていて和む。なにより彼の魅力は、どんなときにもへこたれないメンタルの強さ。
6位には、温和でしっかり者の性格で部員たちを支える頼れる主将「澤村大地」(490票)がランクイン。主将としての精神的柱を担いながら、守備力も高く、ひたむきで地味な強さを備える烏野の土台だ。男が好きになる男だろう。
6位と5位とでは、投票数に圧倒的な差がついた。5位にランクインしたのは、3年で唯一スタメンから外れた不屈のセッター「菅原孝支」(1,221票)。澤村が烏野の父だとしたら、菅原は烏野の母のような存在。左目下に泣きぼくろのある、爽やか系のイケメンで女性ファンが多い。周囲に目配り気配りし、部員たちの調子や状況をよく見て考慮する洞察力を活かして、スパイカーに合わせたトスを丁寧に上げる。彼が試合に出るシーンはテンションが上がる読者が多いのではないか。
4位は、優れた動体視力と高い身体能力を持つ、主人公の「日向翔陽」(1,311票)。相手を観察し自分の力に変えていく貪欲さが魅力的だ。小さな体で破壊力のあるスパイクを打ち込むシーンは何度読んでも痺れる。ちなみにgooランキングが調査した「抱かれたい!」と思うジャンプ主人公ランキングでは、9位に入っていた。
3位を獲得したのは、抜群の反射神経とレシーブの技術を持つ天才「西谷夕」(1,421票)。熱く、男前な性格で、後輩のみならず先輩からも非常に頼りにされている。澤村とともにチームの精神的支柱。投票者から「ノヤっさんが推し」「夕しか勝たん」など応援する声が多数見られたようだ。
2位にランクインしたのは「影山飛雄」(1,618票)。正確すぎるトスや高い観察眼など、センターとしての素質は折り紙つきで「コート上の王様」という異名を持つ。かなりの負けず嫌いで、ことあるごとに日向と勝負し、子どもっぽいところが見え隠れする魅力的なキャラクターだ。支持者からは「影山がいるから日向が引き立ち、山口がいるから月島のキャラも輝く」「影山の直向きなバレーへの情熱には感動します」といった声が寄せられた。バレーに全力を捧げる姿が支持を集めたようだ。
栄えある1位は、クレバーブロッカー「月島蛍」(1,995票)が獲得。皮肉屋で毒舌家だが、自分が煽られるとムキになるなど、根本的には負けず嫌いで、「真っ向コミュニケーション」に弱い。「たかが部活」と、無気力だった月島が白鳥沢戦で牛島を“ドシャット”し、完全に止め、覚醒したシーンに多くの人は心が震えただろう。月島を支持した人からも「あの変化を見て月島のファンにならない人なんていないと思っています」「ツッキーに何回も感動させられたなぁ」などの声が見られた。
あなたの推しメンは何位だっただろうか。
出典元:『ハイキュー!!』烏野高校のメンバー人気ランキングTOP10! 日向、影山を上回る1位は?【ねとらぼ調査隊】
※サムネイル画像(Image:Amazonより引用)