旅行先で車にガソリンを入れようとした時、「たっか!!!」と度肝を抜かれた経験はないだろうか。そう、ガソリンの価格は地域や店舗によって異なるもの。隣接県でも大きな差が生じるケースもあり、「給油は目的地に着いてからでいいや」と思って何となく運転していると痛い目に遭いかねない。そこで今回は、ガソリンが高い都道府県ランキングをご紹介(データは8月25日時点)。ランキング上位の都道府県を頭に入れておくだけでも、痛い出費を回避できるかもしれない。
ガソリンが高い都道府県、3位宮崎県、2位長野県、1位は…
8月25日時点でのレギュラーガソリンの全国平均価格は154.4円/1L。それでは早速、ガソリン価格比較サイト「gogo.gs」を参考に、ガソリンが高い都道府県ランキングトップ10を発表していく。
10位は「福島県」で平均157.0円/1L(以下同)、9位は「京都府」で157.5円、8位は「福井県」で158.5円、7位は「山形県」で158.6円、6位は「長崎県」で158.8円、5位は「滋賀県」で159.0円、4位は「山梨県」で159.2円となった。
続いてトップ3を発表していく。3位は「宮崎県」で159.7円。2位は「長野県」で、大台に乗って162.2円。そしていま日本でも最もガソリンが高価な第1位は、「高知県」で162.5円という結果になった。
逆にガソリンが安い都道府県トップ3は、3位が「三重県」で149.5円、2位が「和歌山県」で149.1円、堂々の第1位が「埼玉県」で148.6円となった。最安値と最高値を比較すると、その差は13.9円。普通車の燃料タンク容量が50~100Lであることを考えると、レギュラー満タンで50L給油した場合約700円の差がつくことになる。700円もあればビジネス街でちょっとイイお弁当が買える。こればかりは埼玉県民が羨ましい限りだ。
そもそも、なぜこんなにも地域によって価格差が生じるのだろうか。その理由は、ずばり“ガソリンの輸送費”。原油からガソリンを精製する工場が近くにある場合はガソリンが安くなり、工場が近くにない場合は、遠方から運んでくる必要があるため、輸送のコストがかかるのだ。
ほかにも理由は諸説あるが、ガソリンが高い都道府県ランキング上位に食い込んだ地域は、おそらく近隣に製油所がないのだろう。車で旅行をする機会があれば、どこのエリアで給油するとおトクなのかを知るためにも参考にしてみてほしい。
出典元:ガソリン価格比較サイト gogo.gs(ゴーゴージーエス)は→こちら