春から秋にかけて出くわす、黒くて速い、例のイヤ~な虫。そのカタカナ4文字を目にするだけでも虫唾が走るという人も少なくないが、あえて言おう、今回は「ゴキブリ」についての話題だ。後述の調査によると、ゴキブリが苦手な人の割合は約90%。日本人のほとんどが苦手意識を持つゴキブリに、人々はいかにして立ち向かっているのだろうか。
それでは「ゴキブリ対処法ランキング」を解説していこう。
ゴキブリ対処法ランキング9位~6位を発表!
株式会社PLAN-Bは、ゴキブリに関するインターネット調査を実施。全国の549名を対象にアンケートを行い、調査結果を集計した。
ゴキブリ対処法ランキング、同率9位にランクインしたのは「見ないふりをする」と「自分が逃げる」。最もエネルギー消費が少ない対処法ではあるが、同じ空間にいると思うと気が気じゃない。寝ている間に顔の上をトコトコ……なんてことは想像しないのだろうか。
同率7位にランクインしたのは「洗剤」と「掃除機で吸う」。洗剤をかけるとゴキブリが窒息するというのは有名な話だが、ある程度距離が近くないといけないのが難点だ。掃除機にいたっては、強靭な肉体を持つ奴らのことだ、吸った先の紙パックでイキイキと暮らす可能性だってある。
続く第6位は、「ブラックキャップ・ホウ酸団子」。ブラックキャップはたしかに有効だが、これは予防策に過ぎない。出くわしてしまったゴキブリに対する戦略としては、あまりにも長期戦なのではないだろうか。
ここまで、「それでいいの!?」という対処法がほどんどだが、トップ5はどうだろうか。
第5位は、「合わせ技で対処(殺虫剤+叩く・掃除機)」。劇薬を浴びせてから叩きのめすという、ゴキブリ仲間が見ていたら震えあがって一刻も早く退散したくなるような対処法だ。第4位は、「ゴキブリホイホイ」。予防策としてのイメージが強いアイテムだが、ゴキブリに出くわした場所周辺にゴキブリホイホイを設置すると、案外引っ掛かっていたりする。意外と使えるテクニックだ。
そして第3位は「誰かに頼む」。……反則ではないだろうか。それが出来たら苦労しない。第2位は「叩き潰す」。スリッパや丸めた新聞紙を使って退治する原始的な方法だが、これが出来ればどんな状況でも対処できるため、身につけておきたいスキルのひとつだ。
断トツの結果で第1位に輝いたのは、「殺虫スプレー」。ゴキブリと距離をとりながら対処できるこの方法は、定番であり最強。事後に近辺がベタベタになってしまうのは難点だが、最近では瞬間的に冷凍するスプレーもあるようなのでチェックしてみるのがいいだろう。
夏も終わりに近づくが、奴らを目にする季節はまだ続くだろう。強くたくましく生きるには、自分史上最強の対処法をひとつは身に着けておきたいものだ。
出典元:みんなのゴキブリ対処法、苦手な理由、都道府県別の苦手レベルを徹底調査【乱闘のゴキブリ対処エピソードも紹介】【エラベル】