「北斗の拳」といえば、「週刊少年ジャンプ」で1983年から1988年に連載していたアクション漫画。数多くのキャラクターが登場するが、その一人ひとりの物語に惹きつけられるのが特徴だ。世代を超えてファンが多いが、人気のキャラクターは一体誰なのだろうか。
今回は、ねとらぼ調査隊が発表した「北斗の拳人気キャラランキング」を紹介しよう。
3位、2位ともに、南斗の男がランクイン!2人の生きざまは心に刻まれる
第3位は、南斗六聖拳の一人「シュウ」。少年時代のケンシロウの命を救うため、自分の両目を差し出した過去を持つ。盲目となったのちも、己を犠牲にして民衆を救うために戦った。息子のシバも、ケンシロウを助けるために命を落とすなど、親子ともに優しい心を持っている。自らを犠牲にして、女性や子ども100人の命を救ったシーンに涙した人も多いだろう。
第2位は、ケンシロウの愛するユリアを守護する南斗五車星の一人「ジュウザ」。ジュウザもユリアに想いを寄せていたが、その恋が実らないことを知り、糸が切れたような生活を送っていた。しかし、ユリアのために戦場に立ち、ラオウと対峙して敗北し、死んでしまう。実らない恋だとしても、愛する人のために命を賭したジュウザの生きざまに、惚れた人もいるのではないか。
第1位に選ばれたのは、南斗六聖拳の一人「レイ」。両親を惨殺し妹のアイリを連れ去った「胸に七つの傷がある男」への復讐のため、孤独な旅を続けていた。その中で、ケンシロウと出会い、一緒に過ごす中でケンシロウの人格者ぶりに気づくレイ。ケンシロウに七つの傷があることを明かされても、ケンシロウがアイリを連れ去った本人だと言っても信じないと断言して、友情をつらぬいた。その後、レイはラオウによって徐々に体が破壊され数日で死んでしまう「秘孔」を突かれてしまう。余命数日、体がボロボロになりながらも、愛するマミヤを狙う南斗六聖拳のユダと戦い、見事に勝利。最期は、マミヤに別れを告げて、誰にも砕け散る様を見せないで家屋の中で死んでいった。自己犠牲を問わない、レイに守られたいという人も多いだろう。
4位以下も紹介しよう。4位「サウザー」、5位「トキ」、6位「ラオウ」、7位「ケンシロウ」、8位「ジャギ」、9位「アイン」、10位「シン」。北斗4兄弟のなかでもトキが人気な理由は、レイ、ジュウザ、シュウと同様に、自分を犠牲にしてまで人を助けようとする善人だからか。
主人公・ケンシロウを含め、魅力的なキャラクターの生きざまはいまだに読者の心に残っているだろう。子どもに読ませたいと思っている人も多いはずだ。
出典元:『北斗の拳』人気キャラランキングTOP37! 2位の「ジュウザ」を上回る1位は?【ねとらぼ調査隊】
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