1963年に放送された「鉄腕アトム」を皮切りに、1960年代は第一次アニメブームが到来。その後、幾度かのブームが到来しては、数えきれないほどのアニメ作品が生まれた。実は最近では、「宇宙戦艦ヤマト」や「ダイの大冒険」など、昔の作品のリメイク版が放送され、リメイクブームが到来しているとか。アニメファンとしては、リメイクしてほしい作品はたくさんあるのでは?
今回は、gooランキングが調査した「リメイクしたら今の時代でも人気になりそうなアニメ作品ランキング」を紹介しよう。
30代にとって懐かしいジャンプ作品が、3位と2位にランクイン
第3位は、1992年~1995年に放送されていた冨樫義博原作の「幽☆遊☆白書」。もともと週刊漫画雑誌「週刊少年ジャンプ」で1990年~1994年に連載しており、連載を追いかけるようにアニメが放送されていた。当時子どもだった今の30代の中には、指を銃の形にして、主人公・浦飯幽助の技「霊丸(レイガン)」をマネしていた人も多いのではないだろうか。蔵馬や飛影など、見た目も中身もかっこいい個性的なキャラクターも多く、放送当時よりさらに美しくなった映像で見返したいと思う人がいるのだろう。
第2位は、1996年~1998年に放送されていた和月伸宏原作の「るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-」。「幽☆遊☆白書」同様に、1994年~1999年にジャンプで連載していたマンガが原作。最近では実写映画も上映され、再注目されている作品のため、映画でファンになった人がアニメも見たくなったのかもしれない。それもリメイクされた綺麗な画質で。
第1位は、1996年~1997年に放送されていた神尾葉子原作の「花より男子」。少女マンガ雑誌「マーガレット」で、1992年から2004年に連載されていたマンガが原作だ。10代、20代といった若年層はドラマのイメージが強いと思うが、30代以上はアニメやマンガでお馴染みの人も多いだろう。人気になりそうな理由として、作品内でもイケメンで名の通ったF4の、新たな声優などに期待している人がいそうだ。
ちなみに4位以下は次のような結果に。4位「キャッツ・アイ」、5位「Dr.スランプ アラレちゃん」、6位「タッチ」、7位「うる星やつら」、8位「らんま1/2」、9位「キャンディ キャンディ」、10位「超時空要塞マクロス」。キャンディ キャンディ以外は1980年代、キャンディ キャンディにいたっては1970年代に放送されたアニメと、トップ3と比べ比較的古い作品が並んでいる。30年以上前となると、今と比べて映像はかなりアナログだ。古い作品ほど現代の技術を用いてのリメイクに期待している人が多いのだろう。
アニメファンの中には、リメイクはいいが声優は変えてほしくないという人もいるようだ。たしかに、タッチの南ちゃんの声は日髙のり子さん以外想像できないな。
出典元:リメイクしたら今の時代でも人気になりそうなアニメ作品ランキング【gooランキング】
※サムネイル画像(Image:Amazonより引用)