「買って住みたい」首都圏ランキング、3位本厚木、2位白金高輪、を抑えて1位に輝いたのは?

物件探しの際、間取りや価格、アクセスなど、さまざまな条件を考慮する人が大半だろう。特に物件購入ともなると、エリアの住み心地や資産性など、慎重に慎重を重ねて検討するはずだ。日本の経済の中心である、東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県の首都圏の範囲では、どのエリアが人気なのだろうか。

今回はLIFULL HOME’Sが首都圏を対象に調査した「買って住みたい街ランキング」を紹介しよう。同調査では、LIFULL HOME’S に掲載された購入物件のうち、問合せの多かった駅名をそれぞれ集計している。

3位はホルモンで有名な神奈川の街、2位は東京の高級住宅街が広がるエリア

(Image:picture cells / Shutterstock.com)

白金高輪駅前の交差点。高級住宅街として知られるエリア

 第3位は、神奈川県の「本厚木」。実は、同社の「借りて住みたい街ランキング」では1位にランクインしており、総じて住みたい人が多いようだ。小田急小田原線沿線ということで、新宿駅まで約50分と東京までのアクセスは良好。駅直結のショッピングセンター「本厚木ミロード」に加え、北口には歩行者天国で賑わう商店街が並んでいるため、生活する上で重要な買い物環境も充実している。アクセス環境や住み心地の良さなどが人気の理由だ。

 第2位は、東京都の「白金高輪」。南北線と三田線の2路線が使えるため、利便性が高い。静かで落ち着いた雰囲気の住宅街が広がっており、物件相場が高く資産価値の面でも優良なエリアだ。いわゆる高級住宅街で知られているが、実は一歩路地に入ると昔ながらの商店街があり賑わっているのもこの街の特徴。下町風情も感じられる、懐かしく、親しみやすい街でもあるのだ。

オリンピック選手村あった地域でもあり、タワーマンションが立ち並び銀座にも近い、人気のエリア

 第1位は、東京都の「勝どき」。2020年から2年連続で1位にランクインとしたが、実は2019年の調査では16位。わずか1年間での大躍進は、東京五輪の選手村があり注目度が高まったことが大きいだろう。この選手村を利用し、今後マンションが販売される予定で住みたい人も多いのかもしれない。さらに、住宅・オフィス・ショッピング施設が融合した複合都市「晴海トリトンスクエア」があり、買い物も困らない環境だ。ほかにも銀座や日本橋が近く、ショッピングエリアに出やすいアクセス環境などが昨年同様に人気が高い理由なのだろう。

 4位以下も紹介しよう。4位は東京「三鷹」、5位は埼玉「北浦和」、6位は東京「八王子」、7位は千葉「柏」、8位は東京「目黒」、9位は東京「恵比寿」、10位は東京「東京」。三鷹、北浦和、八王子、柏といった郊外のベッドタウンが上位にランクインした。郊外といえば、都心に比べて物件相場が安価なのが魅力だ。最近ではテレワークなどが急速に普及していることから、都心に住まなくてもいいという人が増えたのかもしれない。

 憧れのタワマン、一等地。実際に購入するかはさておき、覗いてみたかった人も多いだろう。筆者も一度、夢見たことがあったが、価格が高すぎてすぐにブラウザを閉じたのを覚えている……。

出典元:〈首都圏版/関東〉2021年LIFULL HOME’S住みたい街ランキング【LIFULL HOME’S 総研】

オトナライフ編集部
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