関東で「住み続けたい沿線」ランキング、3位東急東横線、2位みなとみらい線、憧れの1位は?

あなたは新居探しをする際、どのようなポイントを重視しているだろうか。職場へのアクセスやエリアの雰囲気を大切にしている人は「この沿線が良い」と具体的に新居探しをする人も多いのではないだろうか。そこで今回は、住まい領域の調査研究機関「SUUMOリサーチセンター」が行った調査をもとに、「関東で住み続けたい沿線(沿線×都道府県)ランキング」を紹介する。

横浜エリアを通る沿線が2位、3位にランクイン

(Image:TungCheung / Shutterstock.com)

横浜駅から新高島駅、みなとみらい駅、馬車道駅、日本大通り駅、元町・中華街駅と6駅しかないみなとみらい線が2位に

 関東で住み続けたい沿線ランキングの3位には、東京都の「東急東横線」(76.7点)が選ばれた。若者が集う街・渋谷駅と神奈川県の主要都市・横浜駅を結び、田園調布駅や武蔵小杉駅など再開発で注目されるエリアや、家賃相場が安く都心に通勤しやすいベッドタウンを含んだ21駅を有する。元住吉駅の「モトスミ・ブレーメン通り商店街」や大倉山駅の「大倉山商店街」など地元の人に親しまれている商店街もあり、昔ながらの街の雰囲気に惹かれる人も多いようだ。

 続いて2位には、横浜駅から横浜市屈指の観光地・横浜中華街の最寄り駅までを結ぶ神奈川県の「みなとみらい線」(77.0点)が選ばれた。最大の魅力は都心へも横浜へもアクセスが抜群なところ。また、商業施設、美術館、アミューズメント施設、夜景スポットなど、観光スポットが充実しており、近場でグルメやショッピング、おでかけを楽しめるのも2位に選らばれた理由だろう。

住み続けたい路線の1位から20位はこちら(SUUMOリサーチセンター調べ)

(Image:Gengorou / Shutterstock.com)

鎌倉高校前駅近くにある鎌倉高校前踏切は海と江ノ島電鉄が撮影でき、フォトスポットとしても人気

 そして栄えある1位には、神奈川県の「江ノ島電鉄線」(77.5点)が選ばれた。藤沢駅と鎌倉駅を結び、住みたい街として人気の湘南エリアを通る通称“江ノ電”が、東急東横線やみなとみらい線を抑えて1位に選ばれた。「SLAM DUNK」をはじめ人気漫画やアニメにも登場しており、憧れるファンも多いのではないだろうか。また、海沿いを走る車両からは海に沈む夕日や四季折々の自然豊かな景色を楽しめるので、通勤をしながら心癒されたいという人におすすめだ。

 4位以下は、10位「東急田園都市線」(東京都)、8位は同率で「東京メトロ南北線」(東京都)と「東京メトロ銀座線」(東京都)の2線。7位「東急世田谷線」(東京都)、6位「京王井の頭線」(東京都)、5位「東急大井町線」(東京都)、4位「東急目黒線」(東京都)という並びに。4位から10位まではすべて東京都の沿線が選ばれる結果となった。

 以上、住み続けたい沿線ランキングを紹介した。1位、2位にランクインし、圧倒的な人気を見せつけた神奈川県の沿線。3位の東急東横線も横浜駅を有しており、事実上神奈川県がトップ3を席巻したことになる。これから新居選びをする人は、東急東横線、みなとみらい線、江ノ島電鉄線など、神奈川県の沿線を検討してみてはいかがだろう。

出典元:2021年住み続けたい街(自治体/駅)ランキング発表!(PDF)【リクルート

※サムネイル画像(Image:Hit1912 / Shutterstock.com

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