兵庫県民の「住み続けたい街」ランキング、4位神戸市東灘区、3位赤穂市、2位西宮市、1位に選ばれたのは?

中華街や港町として有名な神戸市、宝塚歌劇団で有名な宝塚市、四国と本州を結ぶように位置する淡路島、また、有馬や城崎といった有名な温泉街まで、幅広い魅力のある街が揃う兵庫県。そんな数ある街のなかでも、兵庫県民が「住み続けたい!」と思うのはいったいどの街なのだろうか。今回は、大東建託が兵庫県在住の20歳以上男女を対象に実施した調査結果をもとに紹介していく。

神戸市垂水区や灘区を抑えて第5位にランクインした「加古郡播磨町」とは!?

兵庫県では最小面積の自治体。神戸には約40分。姫路には約30分という好アクセスも人気の理由か?(画像:播磨町公式Facebookより引用)

●兵庫県播磨町HPは→こちら

第5位は「加古郡播磨町」。なんと神戸市の垂水区や灘区という都会の街を抑えての第5位へのランクインだ。他の都道府県民からすると「初めて聞いた」という人も多いのではないだろうか。加古郡播磨町は、町の面積の30パーセントを新島・東新島という人工島が占めており、新島工業団地を中心に約60もの企業が工場を構えている。そのなかには川崎重工業、神戸製鋼など日本を代表する企業の工場も。さらに他都市へのアクセスも良好で、神戸まで約40分、姫路まで約30分とベッドタウンとしても有能なことから人気が高まったよう。それにしても、TOP5にランクインするとは驚きだ。

第4位は「神戸市東灘区」。神戸の中心地である三宮まで約15分、大阪の中心地である梅田へも約30分と抜群のアクセスが魅力。南部には日本有数の酒どころである灘五郷のうち、魚崎郷・御影郷があり、情緒ある町並みも楽しめる。また、区内には大学も多く、若者が集まる街ならではの活気にあふれ、お洒落なカフェなども多い。南側には六甲アイランドがあり、外資系企業の進出から外国人の居住も多く、異国情緒も感じられる表情豊かな街である。

3位は時代劇で有名な「赤穂市」、2位には県内第3の都市「西宮市」も

芦屋市は、市内の“どこ”に住んでいるかで地域内格差もあるとかないとか……(大東建託調べ)

第3位は「赤穂市」。兵庫県西南部に位置し、岡山県との県境にある街だ。赤穂といえば有名なのが塩と、忠臣蔵で有名な赤穂浪士のふるさとという点だろう。塩づくりは令和元年に日本遺産に認定されている。岡山寄りの立地ではあるが、京阪神へのアクセスも良い。JR新快速直通運転により、播州赤穂駅から神戸や大阪、京都まで乗り換えなしでアクセス可能になり、都市部への観光・ショッピングも身近な街だ。

第2位は「西宮市」。兵庫に限らず、関西エリアという広い視点で見てみても、今回のような「住みたい街調査」では人気が高く上位の常連だ。何といっても魅力は抜群の立地とアクセスの良さだろう。阪急電鉄、JR、阪神電車が利用できるうえに、大阪・神戸のちょうど真ん中の立地で非常に便利だ。また、子育ての悩みの解決に尽力してくれる「子育てコンシェルジュ」など子育て・教育にも力を入れている街としても知られている。

第1位は「芦屋市」。「やっぱり」と思う人も多いはず。日本を代表するセレブの街として有名だ。その中でも、「日本のビバリーヒルズ」と称される「六麓荘町」は超高級住宅街として知られている。町内会が大きな権力を持ち、街の美化と景観を守っているそうだが、その町内会の入会金は50万円とも言われていて、庶民は絶対住めない街といっても過言ではない。

とはいえ、芦屋市でもいわゆるセレブな街は北の山側。海側は庶民の街とされており、地域内格差もあるとかないとか……?芦屋市は謎めいた街、ともいえるのかもしれない。

出典元:「いい部屋ネット住み続けたい街ランキング2021<兵庫県版>」【いい部屋ネット

※サムネイル画像(Image:beeboys / Shutterstock.com

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