電子書籍(マンガ)で今人気が高まっているジャンルの一つが“異世界もの”だ。異世界ものとは、魔法が使える世界が舞台だったり、ゲームの世界に入り込んでしまうものだったりと、現実世界とは全く違う世界をテーマに展開されるジャンルのこと。私たちが住む日本には、そんな“異世界”につながりそうな場所がたくさんあることを、読者諸君は知っているだろうか。
今回はTOP5をご紹介。第5位は和の、第4位はエキゾチックな魅力ある異世界スポット
みんなでつくる地域応援サイト「生活ガイド.com」が、みんなのランキング第19回「異世界に繋がりそうな場所ランキング」のトップ10を発表した。実はこの調査は2020年に行われていたが、新型コロナウイルスの流行状況を鑑み、今回のタイミングでの発表となった。それにしてもすごいピンポイントなランキングだなと思ってしまうが、異世界につながりそう=神秘的な情景が広がる場所ということで、ラノベやアニメ・マンガ好きに限らず、行って“見る”価値がある場所だともいえるだろう。今回はTOP5を紹介する。
第5位は徳島県三好市にある「大歩危・祖谷地方 かずら橋」。シラクチカズラという木の蔓で作られており、川からの高さが約14mもある。高いところが苦手な人にはちょっとツラいかもしれない。また、平家の落人伝説や近隣地域がコナキジジイのふるさととも言われており、和の雰囲気を感じる異世界スポットだ。
第4位は栃木県宇都宮市の「大谷石地下採掘場跡」。ここはズバリRPGゲームのような異世界のダンジョンのよう!まるで神殿を思わせる巨大な地下空間に燈るほのかな明かり。日本ということを忘れてしまいそうなエキゾチックな異世界スポットだ。続いてTOP3を紹介する。
第3位は岩手県八幡平市の「八幡平ドラゴンアイ」。まずネーミングだけで優勝!と言いたくなるほど心をくすぐられる。このドラゴンアイ、実は雪解け時期の5月下旬から6月上旬までしか見ることのできない期間限定の異世界スポット。時期はその年の積雪量により前後するとのこと。魔方陣のようにも見えるし、妖精が集う場所にも見えるし、何より期間限定でしか見られないレア感はTOP5のうちでダントツかも。
第2位は、徳島県鳴門市の「鳴門海峡のうず潮」。瀬戸内海と紀伊水道の干満差による潮流で発生するこの渦潮。自然現象であり、1日でも潮流により発生する時間が決まっているため、時間を決めて見に行こうとする人は要注意だ。第5位に引き続き、TOP5内に徳島県が2か所もランクインしており、ひょっとしたら徳島県は日本の異世界ファン好きにおすすめの県と言えるかも……?
そして堂々の第1位となったのは、宮崎県高千穂町の「高千穂峡」だ。切り立った崖と降り注ぐ水の流れは、まさにファンタジー世界の光景そのもの。エルフのような「人間以外の種族が住んでいる」と言われてもなんら不思議ではない。むしろちょっと信じてしまいそうなレベルだ。
これらの場所はどこも、異世界に憧れを持つ人ならば一度は訪れてみるべきスポットと言えそうだ。もしかすると本当に異世界に転移しまうかもしれないので、行くときは持ち込めるだけの装備を整えてから転移していただきたい。
出典元:「異世界に繋がりそうな場所ランキング」結果発表【生活ガイド.com】