東京から千葉を横断するように東西につなぐ「東京メトロ東西線」。文教エリアである早稲田駅、寺社仏閣やおしゃれなお店がたくさんある神楽坂駅、皇居に近く出版社や新聞社が立ち並ぶ九段下駅など、途中駅にさまざまなエリアが存在する東西線は、東京メトロ内でも屈指の人気を誇る路線だ。
ねとらぼ調査隊は2021年10月22日から28日、「東西線で住みやすい街はどこ?」というアンケートを実施し、1,723人から回答を得た。そのなかでもトップに輝いたのはどの駅だったのだろうか?
3位は江戸川区の「西葛西駅」!
第3位は、176票を獲得した「西葛西駅」だった。東京都江戸川区にある駅で、近隣には「江戸川区自然動物園」「葛西臨海公園」など多くの公園や運動できる屋外施設もあり近年はファミリー層の間でも人気を博すようになってきているようだ。ネット上ではランキングを見たユーザーから「確かに何でもあって住みやすい」と太鼓判を押す声も聞こえた。
続く第2位は、231票を獲得した千葉県市川市の「行徳駅」だった。東西線の通勤快速や快速は停まらないものの、バスによる移動で県内各地への移動が容易なことが評価の高まった理由かもしれない。最寄り駅が行徳駅だというユーザーからは「家賃も比較的安く通勤も便利で住みやすいです」といったコメントも寄せられている。
そして栄えある第1位は、351票を獲得し2位に大きく差をつけた「妙典駅」だった。2位・行徳駅の隣で、同じく市川市にある駅だ。こちらも通勤快速・快速が止まらない普通駅だが、周辺に大型商業施設や江戸川・旧江戸川が流れるなど自然豊かな環境もあるためファミリーなどに人気が高まっているとされる。また、家賃相場も比較的安いとのことで、経済的なメリットもありそうだ。ネット上でも「妙典は始発が結構多いから待てばほぼ座れるので楽ちんです」「4年居ましたけど、凄く良い街だと思います」「街が新しいので住みやすいですね」という声も多く、1位に選ばれたのも納得の結果だったようだ。
いかがだっただろうか。東西線の沿線に勤めているサラリーマンであれば、今回上位に選出されたエリアを考えてみるのもいいかもしれない。しかし1つ気をつけていただきたいのは、東西線は都内の路線でも屈指の混雑路線だということ。このランキングを見たネットユーザーから最も多く寄せられていた意見の中にも「大変な混み具合」「ラッシュがとにかく異常過ぎる」といったワードが多く含まれていたこともふまえて、じっくりと物件選びにいそしんでいただきたい。
出典元:「東京メトロ東西線」で住みやすい街ランキングTOP23! 1位は「妙典」に決定!【2021年投票結果】【ねとらぼ調査隊】
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