東京で暮らしている人ならば、一度は乗ったことがあるかもしれない東京メトロ・丸ノ内線。池袋~荻窪間を結ぶ本線と、中野坂上~方南町を結ぶ分岐線から成っており、首都圏では日本一の発着数を誇る。丸ノ内線の主要な駅は、池袋、東京、銀座、新宿、新高円寺、荻窪など。オフィス街から住宅街まで幅広くカバーしており、東京で暮らすには何かと便利な沿線だ。
今回は、そんな丸ノ内線の住みやすい街ランキングをご紹介。「上京したい」「東京でもっと便利な暮らしがしたい」と考えている人はぜひ参考にしてみては。
丸ノ内線で住みやすい街ランキング、トップ5を発表
リサーチ型メディアの「ねとらぼ調査隊」は、「東京メトロ丸ノ内線沿いで住みやすい街はどこ?」というアンケート調査を実施。531票の回答を得たこのアンケート結果から、トップ5を抜粋して紹介していく。
第5位にランクインしたのは杉並区の「南阿佐ヶ谷駅」。阿佐ヶ谷姉妹で知られるJRの「阿佐ヶ谷駅」までは徒歩7分で移動できて都心部へのアクセスは良好。商店街も充実しており食事や買い物にも困らない街だ。不動産売買・賃貸・住宅情報サイト・ホームズのデータによればワンルーム・1K・1DKの家賃相場は7.84万円と丸ノ内線では最も低く、一人暮らしデビューにもおすすめ。
第4位は文京区の「新大塚駅」。池袋の隣にあり、池袋駅までは電車でたったの3分。決して目立つ街ではないが、生活に必要な店がほどよく揃っており治安も良好、なにかと安心して過ごせるエリアだ。
第3位は文京区の「茗荷谷駅」。街全体が自然豊かであることに加え、名門校も多く存在することから、品の良い街というイメージが強い。池袋まで2駅なので買い物や休日の過ごし方にも困らないだろう。
第2位は杉並区の「荻窪駅」。ねとらぼ調査隊が発表した「JR中央線の住みやすい駅ランキング」でも第4位にランクインしている。駅前にはルミネがあり、さらにカレーとラーメンの激戦区としても知られるだけあって飲食店も充実。駅から徒歩1分のところにある天然温泉露天風呂のあるスパ「なごみの湯」は、住民のリフレッシュスポットとして人気だ。
そして第1位に輝いたのは分岐線の始発駅である、杉並区の「方南町駅」。高円寺や中野を有する杉並区の中では比較的地味なエリアだが、新宿までは電車で約10分、新宿で終電を逃してもタクシーに乗って2,000円以下で帰れるのがありがたい。駅前には遅くまで営業しているスーパーもあり、働く世代にとっては嬉しいポイントがたくさん。家賃相場は1Kで8万円台前半と丸ノ内線の中ではリーズナブルだ。このランキングを見たネット住民からも「方南町在住なのでこれはほんとに納得!」「方南町は個人的に好きです。あまり人気になりすぎないでほしいなぁ、と思ってるくらい」といった声が聞こえてきた。また、「方南町も荻窪も、座れることが最大のメリットだから順位が上がるのだろうね」と、上位にランクインした駅を推す声の理由を推察する意見も見られた。
いかがだったろうか。人気のエリアはこれから家賃相場が上がってくる可能性があるので、決めるなら早い方がいいのかもしれない。
出典元:東京メトロ丸ノ内線沿いで住みやすい街ランキングTOP27! 「荻窪」を抑えた1位は?【2021年最新投票結果】【ねとらぼ調査隊】
出典元:東京メトロ丸ノ内線の家賃相場情報【LIFULL HOME’S】
※サムネイル画像(Image:icosha / Shutterstock.com)