ねとらぼ調査隊は2021年11月2日から8日、「東京メトロ副都心線沿線で住みやすい街は?」というアンケートを実施し、531票もの投票が集まった。「東京メトロ副都心線」といえば、埼玉県の和光市駅から池袋を経由して渋谷駅までを結んでいる路線だ。2008年6月14日に全線開通し、原宿や表参道にも行ける路線として若年層などにも親しまれている。
また東京メトロ副都心線では、東急東横線や西武線・東武東上線といった各種私鉄への直通列車もあり、渋谷から横浜方面への交通の便も良いなど、住みやすいエリア沿線を抑えている。では、そのなかでもどの駅が住みやすい街として選ばれたのだろうか。早速ランキングを見ていこう。
第3位は小竹向原駅!
第3位は、東京都練馬区と板橋区の区界に位置する「小竹向原駅」だった。67票を獲得している。小竹向原駅は、東京メトロ有楽町線と西武有楽町線も乗り入れていて、繁華街の池袋まで6分ほどと交通の便が良い立地でありながら、治安がよく落ち着いた雰囲気の住宅街だ。
このランキングを見たネットユーザーからは「小竹向原駅って、6路線の電車が通る隠れたターミナル駅なんだけどな」「本数も多く、始発、急行停車駅でもある」と、アクセスの良さを伝える声が多く聞こえてきていた。
第2位にランクインしたのは、72票を獲得した東京都板橋区にある「地下鉄成増駅」だった。東武東上線の成増駅も徒歩圏内にあり、実質3路線利用できるため交通の便は非常に良好。若者向けの店は少ないというデメリットはあるものの、池袋まで乗り換え無しに15分程度で行くこともできるので、その点はほぼクリアしていると言えそうだ。
ネットからは「成増はもっと評価されていいと思う」といった意見が届いている。
そして栄えある第1位に選ばれたのは、埼玉県和光市に位置する「和光市駅」だった。2位以下を大きく引き離し、105票を獲得する圧倒的な人気を見せた。和光市駅は、東武東上線も乗り入れていたり始発駅として座って都心まで行けたりと、アクセス面の魅力を有している駅でもある。周辺住民とみられるネットユーザーからも「確かに和光市駅は駅ビルができ買い物の利便性が増した。自然や公園も多いしとても住みやすいです」と1位となったことを支持する声がある一方で、「アップダウンがあるからなぁ…。場所によっちゃ過酷になるよ」と、物件の場所選びも重要になるという実践的な指摘もみられた。
1位の和光市駅から住所が「東京都」から「埼玉県」に変わり、その分家賃相場がグッと下がっているという部分も特徴的だ。住所にこだわりのない人であれば、一考の価値はあるだろう。これらの評価を踏まえて、あなたならどの駅に住んでみたい?
出典元:「東京メトロ副都心線」沿いで住みやすい街ランキングTOP15! 1位は「和光市」【2021年最新調査結果】【ねとらぼ調査隊】
※サムネイル画像は(「写真AC」より引用)