働き方や家族のあり方が多様化する昨今。僕自身、昔は「シェアハウスなんて絶対無理!」だと思っていたのだが、東京進出をきっかけに2回もシェアハウスに住んでいる。そして、それがまた快適なのである。この記事では、「初めてシェアハウス暮らしで失敗しないために絶対確認しておきたいポイント」についてまとめてみた。
ソフト面は「コンセプト」と「人」に尽きる
(Image:Shutterstock.com)
まず大前提として、シェアハウスはそこに住んでいる人と仲良くできるとめちゃくちゃ楽しいが、そうでないと地獄と化す。
幸い僕は地獄のようなシェアハウスに入ったことがないのだが、そうした事態を避けるためにも、以下の2つ事前に確認しておこう。
①どのようなコンセプトのシェアハウスなのか?
シェアハウスはそのコンセプトによって雰囲気が大きく異なる。例えば「入居者同士の交流を促すために個室は用意していない」とかいうところもあれば、「全部屋完全個室で他入居者との関わりはほぼない」というところもある。このコンセプトと自分の価値観が違っていれば違っているほど住みづらくなるので、ここはまず確認しておきたい点だ。
②どのような人が住んでいるのか? 過去にはどのような対人トラブルがあったのか?
年齢や職業、性別など、詳しくは聞けないまでもどんな人が住んでいるのかはざっくり確認しておこう。「みんなワイワイ楽しみたい学生」が「30代以降ばかりでほぼ交流のないシェアハウス」に入居しても楽しめないだろう。
また、もしこれまでに対人トラブルのようなものがあればそれはどういう種類のものなのかも確認しておいた方がいい。
ハード面は「許容できる範囲」をもとに判断する
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以下の面はシェアハウス特有の確認事項といってもいいだろう。シェアハウスは共同生活であり、共用部分や設備の有無などどこまで許容できるのか?はとても大切だ。
①個室はあるのか?音はどれくらい聞こえるか?
個室の有無は重要だ。ちなみに僕は絶対個室派である。シェアハウスメイトと交流するのは好きだが、たまには自分の時間やプライベートもほしい。また、個室があっても音が気になる人はどれだけ音がするのかを事前に確認しておくべきだ。
②風呂、キッチンなどの共用設備はどうなっているのか?
シェアハウスだと料理やお風呂は自分のタイミングだとできないこともある。「浴槽がないと無理」や「毎日自炊したい」という人は、しっかりシミレーションしておこう。
③掃除、ゴミ捨てなどの役割分担はあるのか?
これが決まってないと絶対揉めるので、かっちり決まっているからは必ず確認しておいた方がいいし、決まってないなら決めた方がいい。
シェアハウス選びは、コンセプトや設備など、自分なりの基準を持って選んだ方がいい。「思っていたのと違った!」となっても後の祭りだ。それでは、後悔のないシェアハウス選びを。