メルカリで厚さ3センチ以内のものは、定形外郵便の規格内で送ることができますが、これを上回る場合は他の方法で送る必要があります。
本記事では、メルカリで厚さ3センチで最安値で送るために、おすすめの配送方法をご紹介します。
メルカリで厚さ3センチ以上のものを送る配送方法と送料まとめ
たとえばCDケース3枚で厚さ3.1センチ、420ページ前後のハードカバーの推理小説の厚さは3.2センチです。メルカリでこれら「厚さ3センチ以上のもの」を送る場合は、さまざまな配送方法があります。
画像は(らくらくメルカリ便)より引用
最大サイズや送料など、詳細は下記のとおりです。
【用途別】メルカリで厚さ3センチ以上のものを送る際のおすすめ配送方法
メルカリで厚さ3センチ以上のものを送るときに、用途別におすすめな配送方法を下記4つのパターンに分けて解説します。
・厚さ3センチ以上の小物を送る場合
・厚さ3センチ以上かつ250グラム以上のものを送る場合
・追跡や補償を付けたい場合
・出品している商品が多く配送に手間をかけたくない場合
厚さ3センチ以上の小物を送る場合
厚さ3センチ以上で重さが250グラム以下の場合は、「定形外郵便(規格外)」がおすすめです。250グラムのものを350円(税込)で送ることができるため、クッションやぬいぐるみのような、軽くて厚みがあるものに向いています。
なお、定形外郵便(規格外)では250グラム以上のものを送ることもできますが、他の方法よりコスパが悪くなります。そのため、ハードカバー小説のような重いものは、他の方法で送るようにしましょう。
厚さ3センチ以上かつ250グラム以上のものを送る場合
厚さ3センチ以上で重さが250グラム以上の場合は、「ゆうパケットプラス」や「宅急便コンパクト」がおすすめです。
画像は(メルカリびより)より引用
どちらも専用ボックスを購入する必要はありますが、トータルの送料はゆうパケットプラスが440円(税込)、らくらくメルカリ便宅急便コンパクトは450円(税込)です。定形外郵便(規格外)は500gで510円(税込)なので、よりお得な配送方法になります。
ただし、ゆうパケットプラスには2kgの重量制限と7cmの厚さ制限、らくらくメルカリ便宅急便コンパクトには5cmの厚さ制限があります。あまり大きすぎるものは送れないため注意が必要です。
追跡や補償を付けたい場合
配送する商品に追跡や補償などのサービスをつけたい場合は、「らくらくメルカリ便(宅急便コンパクト・宅急便)」と「ゆうゆうメルカリ便」がおすすめです。いずれも荷物の現在地を検索でき、破損や紛失時が発生した際は商品代金や送料の補償を受けることができます。
らくらくメルカリ便(宅急便コンパクト)は、専用ボックス込みで450円(税込)ですが、縦20cm×横25cm×厚さ5cm以内という制限があります。
らくらくメルカリ便(宅急便)と宅急便コンパクトを比較すると、らくらくメルカリ便の方が同じ料金で大きなサイズのものを運べます。しかし、重量制限はゆうゆうメルカリ便の方が大きいため、重いものを送りたい場合はこちらを選びましょう。
出品している商品が多く配送に手間をかけたくない場合
これまでご紹介した配送方法は、ポストに直接投函できないものがほとんどでした。一方、出品している商品が多い場合などできるだけ配送の手間をかけたくない場合におすすめしたいのが「レターパックプラス」。
画像は(郵便局)より引用
ただし、箱型で送りたい場合は自身で変形させる必要があります。その際に、一部を切り取ったり切り込みを入れたりすると、引き受けを拒否されることがあるので注意してください。
梱包次第で厚さ3センチ以内に収まる場合の配送方法例
厚さ3センチ以上のものを送る場合は、配送コストが高めになります。「外箱なしでも問題ない」「緩衝材少なめでも問題ない」などの場合は、梱包の工夫次第で厚さ3センチ以内にできるのであれば、下記3つの配送方法も検討してみましょう。
軽いものを安く送るなら「らくらくメルカリ便ネコポス」が、重くて薄いものなら「レターパックライト」がおすすめです。
ただし、外箱ありで出品しておきながら外箱なしで配送したり、無断で緩衝材を減らしたりするとトラブルの元になります。必ず配送前に購入者に許可を取り、同意が得られた場合のみ検討するようにしましょう。
厚さ3センチ以上の商品の配送についてよくある質問
メルカリで厚さ3センチ以上の商品を運ぶ際に、よくある質問2つについて解説します。
・「厚さ3センチ」制限がある場合、少しでも3センチを超えたらNG?
・緩衝材がかさばって過剰に厚みが出てしまう。対処法は?
「厚さ3センチ」制限がある場合、少しでも3センチを超えたらNG?
「厚さ3センチ以内」という制限がある配送方法では、厳密な規約では3cmを少しでも超えたらNGです。しかし、実際には窓口の担当者によっては、柔軟に対応してくれることもあります。厳しく判断する担当者もいるため、そのときの担当者次第だと考えておく方がいいでしょう。
緩衝材がかさばって過剰に厚みが出てしまう。対処法は?
紙で作られた緩衝材「紙パッキン」や、マシュマロのような形状の「バラの緩衝材」を活用すると、厚みを抑えて梱包することができます。しかし、耐衝撃性や強度が低下する恐れがあるため、壊れやすいものや精密機器などにはおすすめできません。
まとめ
メルカリで厚さ3センチ以上のものを送るときは、用途やサイズによって適切なものを選ぶことが大切です。購入者の同意が得られる場合は、緩衝材を減らすと3センチ以内に抑えられるかもしれません。商品の内容によっては、緩衝材の種類を変えることも効果的です。
※サムネイル画像(Image:slyellow / Shutterstock.com)