ゆうちょ銀行が大量の硬貨取り扱いに手数料を徴収することになり、にわかに注目を集めた「ポケットチェンジ」。しかし、大量の日本円硬貨を投入されたことで障害が発生し、急遽サービスが一時停止されることになった。果たして、今後、大量の小銭をどのように処分すればいいのだろうか?
日本円の小銭も電子マネー化できる「ポケットチェンジ」は便利だったが……
ゆうちょ銀行が、2022年1月17日より大量の小銭を預け入れるのに手数料を徴収することになり、貯金箱に貯まっている大量の小銭をどう処分するか困っている人も多いだろう。
ゆうちょ銀行の手数料改定については→こちらで詳しく解説しているが、51枚以上の小銭を窓口に持ち込むと手数料を取られるようになったのだ。
その解決策として、オトナライフでは海外旅行で余った外貨を日本円に両替し、電子マネーなどにチャージできる「ポケットチェンジ(PocketChange)」を活用する方法を紹介した。
ポケットチェンジの使い方については→こちらの記事を参照してほしいが、あまりにも急激に大量の日本円硬貨を投入されたことで障害が発生し、残念ながら「ポケットチェンジ」は2022年1月27日~2月9日まで、一時的にサービスを中止されることになってしまったのである。
三井住友銀行の窓口なら硬貨300枚まで無料!
ここ2年ほど、コロナ禍の影響で海外旅行には行けないし、外国人旅行者も来なくなったので、ポケットチェンジの出番はなくなっていた。
だが、日本円の小銭をSuicaにチャージするという、思わぬ活用方法があったため、さっそくオトナライフでも「ポケットチェンジ」を紹介したわけだが、結果的にこのような事態に陥ってしまって本当に残念だ。
おそらく、今後、ポケットチェンジでは日本円硬貨の取り扱い枚数制限がかけられることになるだろう。
とはいえ、小銭が大量に貯まっっている人はほかにもたくさんいるはず。今後はどのようにすればいいのだろうか?
まず、考えられるのは大手都市銀行の窓口だ。みずほ銀行や三菱UFJ銀行なら100枚まで、三井住友銀行なら300枚まで無料で預け入れができる。詳しくは→こちらの記事を確認してほしい。
しかし、わざわざ小銭のために銀行の窓口に行くのは時間や手間がかかるので、やはりコンビニやスーパーのセルフレジで現金をコツコツ使っていくのが現実的だろう。
もちろん、セフルレジで大量の小銭を投入すると壊れてしまうこともある。そうなれば、ポケットチェンジのように硬貨の使用枚数が制限される恐れもあるだろう。何でもほどほどにしておきたいものだ……。
ポケットチェンジでは、その後2022年2月9日より順次サービスが再開されたが、残念ながら日本円硬貨の取り扱いは終了されている。なお、日本円の紙幣については利用可能。
●ポケットチェンジ(公式)は→こちら
●ポケットチェンジ「「Pocket Change」サービス長期メンテナンスのお知らせ」(公式)は→こちら