ここ数年、「副業」が新たな働き方として定着しつつあるなど、収入源の多様化が進んでいることは多くの人がご存じだろう。
そんな中で2月に保険相談サービス会社が、本業以外でお金を稼いだことがある人に向けたアンケートを行なった。貯金すればいくらかの利子がつく時代は、はるか昔。お金を稼ぐには“攻め”の姿勢が必要であることが分かった。
どんな方法でお金を増やしている?
保険相談サービスの「保険マンモス」が、男女103人を対象に「お金を稼いだ方法に関するアンケート調査」を実施。その調査結果から「お金を稼いだ方法ランキング」を発表した。
7位は5人で「配達・フードデリバリー」と「せどり・転売」が並んだ。「Uber Eats」や「出前館」などの空き時間に稼げるデリバリー業は副業として納得だが、転売は社会問題にもなっており、扱う種類によってはあまり褒められた稼ぎ方ではない気もする。続く6位は6人が挙げた「短期・単発のアルバイト」だった。「試験監督」や「繁忙期のヘルプ」など、世の中の単発アルバイトの募集内容もさまざま。比較的オーソドックスではじめやすい方法だ。
5位は「FX」だ。7人が回答している。FXとは「外国為替証拠金取引」のことで、通貨の売買で発生した差額から利益を得る方法である。うまくいけば少ない資金で大きな利益が得られるが、ハイリスクハイリターンな商品であるため無理なく行なうことが大切。そして4位は「ポイント・アンケートサイト」(8人)。リスクなく、時間をかけただけコツコツとポイントを貯められるためはじめるハードルは低いといえる。
3位は「仮想通貨」、2位は「フリマ・オークション」
3位にランクインしたのは「仮想通貨」(11人)だ。ビットコインやイーサリアム、リップルなどさまざまな銘柄があるが、一口に仮想通貨といっても稼ぎ方もいろいろだ。値上がりしそうな仮想通貨を購入し、上がったタイミングで売る「現物取引」など、初心者ははじめやすい方法から入るといいだろう。2位は12人が行っている「フリマアプリ・オークション出品」。ヤフオク!やメルカリなどへの出品はかなり敷居が低いようで、実際に行なった人が多く2位という結果になった。
そしていかにも取っつきやすい「フリマアプリ・オークション出品」を抑えて1位となったのが「株式投資・投資信託・ロボアドバイザー」だった。人数も21人と断トツのけっかを残した。稼げる金額は圧倒的に多く、アンケート上で「いくらお金を稼げた?」という質問でも「1日で50万円」、「2週間で300万円」稼いだという猛者もいた。仮想通貨やFXも金額としては大きくなるが、挑戦の敷居が低さと金額を天秤にかけたコスパのよさが魅力のようだ。
賃金アップも将来の年金も期待できない世知辛い現代。思い切って稼ぎたいと考える人は、こうした副収入の獲得にチャレンジしてみるのもいいかもしれない。
出典元:お金を稼ぐ方法27選。月収100万円も可能な副業や現金の作り方【マンモスとお金を学ぶ】