国の後押しもあり近年急速に進む「キャッシュレス化」。公共料金の支払いが家にいながらQRコード決済等でできるようになったり、「寺社のお賽銭がキャッシュレスになった」という話題がネットで話題を呼んだりもしている。さらには“あの”全国的なチャリティー企画でも募金にキャッシュレスを利用できるようになっているのだ。
今回はそんな「キャッシュレス募金」についてお伝えしていきたい。
24時間テレビの募金、各種QRコード決済も利用可能
1978年にスタートし、いまや夏の風物詩のひとつともなっている『24時間テレビ 「愛は地球を救う」』(日本テレビ系)。チャリティー番組として視聴者に募金を呼び掛けたり、チャリティーグッズを販売し収益金をチャリティーに充てるなどの取組みを行っている。
そして募金方法のひとつにはキャッシュレス募金も用意されており、クレジットカードをはじめ様々なキャッシュレス決済を利用して家にいながら募金を行うこともできる。
24時間テレビで利用できるキャッシュレス決済は、一口500円から最大200口募金可能な「クレジットカード」「Amazon Pay」「Apple Pay」「Google Pay」のほか、「LINE Pay」(一口100円、最大100口)、「ドコモ払い」「auかんたん決済」「ソフトバンクまとめて支払い」といった「携帯キャリア決済」(100円・500円・1,000円・3,000円・5,000円)なども利用可能だ。(2022年8月10日時点の公式ページの記載による、以下同)
また、スマートフォンによるQRコード決済も、「AEON Pay」「d払い」「au PAY」で募金を行うことができる。「PayPay」も公式サイトにQRコードは表示されているものの、キャッシュレス募金の案内ページでは「PayPayは一時休止中です」という記載があるためPayPayユーザーが募金する際には注意していただきたい。
昭和に始まった24時間テレビが令和のキャッシュレス決済で進化
加えてキャッシュレス募金を行った人だけが見られる期間限定の“スペシャル動画”も用意されている。メインパーソナリティーを務める二宮和也・中丸雄一・山田涼介・菊池風磨やチャリティーランナーのEXIT・兼近大樹らの「ありがとう動画」が見られるとあって、番組放送前からファンの募金が続出しているようだ。SNS上では「ありがとう動画!見たい」「24時間テレビの募金500円した!ありがとう動画見れるから!最高です!」といった声も多く挙がっていた。
2022年は3年ぶりの有観客開催となるものの、2020年・2021年に続き対面形式での募金は行われないという。だからこそ近くにいても離れていても、スマホひとつで簡単に行えるキャッシュレス決済の利用が増えてくることになるだろう。
昭和から続く名物番組が、キャッシュレス化によって令和に入ってさらに進化している。毎年見ているという人はもちろん、普段なんとなく見ていない人もどこかのタイミングでチャンネルを回してみてはいかがだろうか。
参照元:24時間テレビキャッシュレス募金【24時間テレビ】