電子マネーと言えば、まず名前が挙がるQRコード決済最大手の「PayPay」、日頃利用している人も多いだろう。そのようなPayPayだが、公式ホームページによると「送る・受け取る」の機能にグループが作れる機能が追加された。
これにより、グループ内で請求リンクを手軽に送ることができるようになり、飲み会での精算時や家族・親戚などとのグループで、お小遣いのやりとりに活用したりなど、より便利になりそうだ。
PayPay「送る・受け取る」でグループ作成機能が追加 飲み会などで活躍する?
コロナ禍も相まって、利用人口が増えているキャッシュレス決済。その中で、最もよく知られているQRコード決済といえばPayPayではないだろうか。多くのユーザー数を誇るPayPayに、便利な機能が追加された。公式ホームページによると「送る・受け取る」で手軽にグループが作れるようになり、グループ内で請求リンクを簡単に送れるようになったのだ。このサービスの提供により、最大20名のユーザーとグループ作成が可能になり、家族や友人や仕事仲間といった場面で幅広く使えそうだ。
たとえば、友人との食事の際や家族や離れて暮らす親戚とのお年玉やお小遣いのやりとりなど、さまざまなシーンで活躍するだろう。よく飲食をともにするメンバーがいるなら、これをきっかけにPayPayの利用をはじめるのもいいかもしれない。
■グループチャットの作成方法
■ユーザーをグループチャットに追加する方法
■グループ内に請求リンクを送る方法
キャッシュレス決済、さまざまなサービスが付随しており今後の普及率に期待
キャッシュレス決済を使わない人には、そのメリットは現金を使わず手軽に料金を支払えるというイメージしかないかもしれないが、それに付随してさまざまなサービスがある。
今回の追加機能は、グループ作成ができるという点だが、前出の「送る・受け取る」というサービスはすでに2018年11月から提供されていた。手数料は無料で、かつ1円単位でPayPay残高を送れるとあって、コロナ禍でよく利用され、スマホ決済の送金回数のシェアのなんと9割にものぼっているという(2021年、一般社団法人キャッシュレス推進協議会調べ)。
また、PayPayは9月いっぱい「セブンイレブン PayPayお買い得市」というキャンペーンを開催している。セブンイレブンでPayPay、またはセブンイレブンアプリからPayPayを利用して対象商品を購入すると、なんと最大30%キャッシュバックされるというのだ。これは、PayPayのことが心配になってしまうほどのお得さだ。ユーザーからは「対象商品微妙すぎ。オニギリとか焼き鳥、弁当、惣菜系入れろよ」といった少々、辛辣なコメントもあるが、「対象商品は微妙だが、抽選とかではなく一律は凄い。PayPayを使っていないけど、強いキャンペーンを続ける体力は、他のQR決済も見習ってほしい」という、ユーザーを惹きつけようという企業努力を高く評価するものもあった。
日本人は諸外国に比べて、現金払いの割合が高い国民性と言われていた。しかし、決済比率は年々キャッシュレス決済の割合が高まっている。
まだまだ先が見えないコロナ禍で、人と接触せずに済むこと、レジを扱う方も支払う側も労力が圧倒的に減ること、それによる時間短縮などキャッシュレス決済のメリットは多い。普及率がさらに上がればいいと個人的に思う。
出典元:「送る・受け取る」にグループ機能を搭載!複数のユーザー間での精算がより便利に【PayPay】
※サムネイル画像(Image:oatawa / Shutterstock.com)※画像は一部編集部で加工しています