「マイナポイント」のために登録したキャッシュレス決済の1位は「PayPay」だったことが、オリコン顧客満足度調査で発表された。最大2万円分のポイントがもらえる「マイナポイント」第2弾キャンペーンのカード交付申請が9月30日までと迫る中、今回は性年代別の登録ランキングも併せてご紹介していきたい。
マイナポイント取得のために登録したキャッシュレス決済、1位はPayPay
2022年9月15日に発表されたオリコン顧客満足度調査「スマホ決済サービスランキング」によると、マイナポイント取得のために登録したキャッシュレス決済で最も多かったのはPayPayだった。
同調査の調査期間は2022年4月5日から15日。スマートフォンを利用したキャッシュレス決済サービスを「1週間に1回以上、かつ1ヶ月以上継続利用したことがある」、全国の18歳から84歳の男女5,097人を対象にしたもので、「マイナポイント事業への申込状況」を尋ねると、第1弾と第2弾をあわせて計49.6%が「申し込んだ」と回答した。
さらに「申し込んだ」と回答した2,526人に「マイナポイント取得(付与)のために登録したキャッシュレス決済サービス」について尋ねたところ、1位は「PayPay」で15.5%だった。それに次ぐのは「d払い」で13.3%、3位には「楽天カード」の12.4%が続く結果となった。
「性年代別ランキング」でもPayPayは12部門中8部門で1位を獲得
今回1位となったPayPayは、性年代別ランキングでも他を圧倒する。「男性全体」「男性10・20代」「男性50代」「男性60代以上」「女性全体」「女性40代」「女性50代」「女性60代以上」と12部門中8部門において1位を獲得し、圧倒的強さを見せている。
対して2位のd払いは、「男性30代」「男性40代」「女性30代」でトップに。また、3位の楽天カードでは、「女性10代・20代」に最も支持されており、それぞれのキャッシュレス決済サービスによって支持される層が異なっているようだ。
マイナンバーカードを取得することで、最大2万円分のポイントがもらえるマイナポイント第2弾キャンペーンは2023年2月28日まで行われている。しかし気をつけたいのが、まだマイナンバーカードを未取得の場合だ。キャンペーン応募には9月30日までのカード交付申請が必要となる。応募締め切りまで残り半月を切った今、どのキャッシュレス決済を登録するかの参考にしてみてはいかがだろうか。
出典元:2020年『スマホ決済サービス』利用実態レポート(PDF)【株式会社 oricon ME】