「宝くじが当たったら」など、もし大金が手に入ったら何をしたいかという話題は世間話の王道だ。では、月の給料があと5万円増えたらと想像したことはあるだろうか? 株式会社タンタカが運営するお金に関するメディア「お金を借りる即日融資ガイド110番」で、そのようなアンケートが実施された。
5万円は、老後の資金や子どもの教育費に
アンケート調査は10代以上の男女300人を対象に行われた。「月の給料があと5万円増えたら何にお金をかけますか?」という質問に答えた人の月収は、多い層から「20万円以上30万円未満」が26.0%、「10万円以上20万円未満」が25.3%、「5万円未満」が24.7%と合わせて7割以上を占めている。仮に、月収20万円としても厚生年金保険料や健康保険料などを差し引いた手取り額はおよそ16万円とされ、到底、豊かとは言えない。
そのような中、ランキング1位となったのは「貯金」だった。37.0%の人が回答し「現在のお給料では貯金できないため、老後の資金を貯めたい」「自分たちはもう年金はほぼもらえないに等しく、今から貯金をしないと定年などしたときに生活ができなくなってくる」「子どもが小学生なのでこれから中学校・高校・大学とお金がかかるので」など、堅実かつ切実な声が上がっていた。
2位は「投資」で将来の備えを強固に
2位にランクインしたのは「投資」で、18.7%の人が回答した。「将来のために投資でお金を増やすことが大切だと感じるから」「今の日本の経済状況からみて、貯蓄は意味がないので、投資をすることで老後資金を作りたい」など、こちらも貯金と同じく将来への備えとしての声が強い。日々の生活に余剰が生まれるなら、投資に挑戦する、また投資額を増やそうと考える人が多いようだ。
3位は、11.7%で「旅行」となった。「コロナでずっと行けていなかったので。2カ月分ためると10万円、県内旅行でもいい思い出ができそう」「仕事でストレスが溜まりがちなので旅行に行って心身ともにリフレッシュしたい」など、コロナ禍で自粛していた旅行にパーっと使いたいと夢見る人もいるようだ。
4位以降は「趣味・習い事」、5位「美容・ファッション」、6位「子どもの教育費」などが続いた。
3位以下には比較的わくわくするような内容がランクインしたものの、トップ2である「貯金」と「投資」を合わせると56.7%と半数以上が将来への備えを見据えていた。しかし、調査対象のボリュームゾーンが手取り額16万円以下であることを踏まえると、納得せざるを得ないリアルな結果となった。
出典元:月の給料があと5万円増えたら何にお金をかける? 1位は貯金37.0%【お金を借りる即日融資ガイド110番】