キャッシュレス決済サービス業界でPayPayの存在感が高まり続けている。PayPayが発行する「PayPayポイント」の運用ユーザーが800万人を突破。サービス提供開始から約2年8カ月での800万人突破は、ポイント運用サービスを提供する主要ポイント運用サービス取扱業者のなかで最速記録とされる。
悪用されたブランドはヤフーがトップ。広く普及したブランドがターゲットに
ポイント運用とは、PayPayポイントをPPSCインベスメントサービス株式会社が提供する独自のポイントに交換し、疑似運用体験ができるというサービスだ。口座開設などの手続きが不要で、PayPayアプリ上でどのようなユーザーでも疑似運用体験が始められる内容で、2020年4月からサービス提供されていた。
業界において偉業ともいえるニュースは、PPSCインベストメントサービスとPayPay株式会社により12月21日に公表されたものだ。800万人にいたるまでのポイントユーザー数の推移も紹介され、500万人を突破した2021年12月からおよそ1年で800万人に到達した。とくに、2022年10月から12月までの2カ月間で100万を上乗せすることに成功している。新たな資産運用コースとして、2022年8月に「金(ゴールド)コース」、11月に「逆チャレンジコース」が登場したことユーザーの支持を拡大させた。
最大8,000円相当の運用ポイントが当たる記念キャンペーンを実施中!
ユーザー数がさらに伸びそうなインパクトのある特典だ
PPSCインベストメントサービスは800万人突破を記念して、「800万人達成記念!ポイント運用はじめようキャンペーン」を実施している。2023年1月31日までの期間中、新たに規約同意し、自動追加設定をされたユーザーに「スタンダードコース」の運用中残高(運用ポイント)をプレゼントする。運用ポイントは1等で8,000円相当に設定されている。
PayPayポイントのコンセプトが疑似運用体験であることから、今回の運用ポイントプレゼントキャンペーンは運用体験の心理的ハードルをさらに下げ、新規ユーザーのトライアル運用につながると考える。PayPayの登録ユーザーは2022年9月時点で5,100万人を突破しており、その膨大なユーザー数を考えればPayPayポイントの有望ユーザーは相当数いても不思議ではない。
政府が“貯蓄から投資へ”をスローガンに掲げる時代だ。投資や資産運用に興味はあるが、一歩を踏み出せない人も多いだろう。そうした検討層に対して、PayPayポイントのキャンペーンは渡りに船の企画なのかもしれない。
出典元:【PPSCインベストメントサービス】
※サムネイル画像(画像は一部編集部で加工しています)