【完全ガイド】ダイソーでキャッシュレス決済は可能?支払い方法とセルフレジの使い方

ダイソーは、少量多品種の品揃えと、国内3400店舗以上という業界ナンバーワンのシェアを誇る50周年を迎えた老舗100円ショップチェーン店。実は近年、キャッシュレス決済の店頭での導入も進んでいます。

ダイソーは新しい商品を積極的に取り入れる姿勢が強みで、取り扱っている約8万点の商品のうち約4割が自社開発商品です。他の100円ショップとの違いは、オリジナリティの高い商品や都心での大型店舗の展開などが挙げられます

(画像引用元:ダイソー公式サイト

ダイソーは都心部の店舗を中心に、2021年2月から積極的にセルフレジの導入を進めています。しかし、使い方や対応している決済方法が何か、分からない方も多いのでは。たとえばPayPayが使えるのかどうかなどは、重要なポイントと言えるでしょう。執筆にあたって訪れた都心の店舗は、セルフレジのみとなっていました。セルフレジのそばに店員が待機していて、レジの使い方で困っている人をサポートするシステムです(筆者撮影)

そこで今回は、ダイソーで利用可能な支払い方法と、具体的にセルフレジの使い方を解説します。

ダイソーでは現金以外にも、クレジットカード、電子マネー、交通系ICカード、スマホ決済などキャッシュレス決済に幅広く対応しています。ただし、店舗によって多少対応が異なる場合もあるので要注意(筆者撮影)

ダイソーでキャッシュレス決済は可能?支払い方法

ダイソーでは、さまざまなキャッシュレス決済が可能です。

ダイソーでは、各種クレジットカードや交通系ICが利用できるほか、iD、QUICPay、楽天Edyなどの電子マネーや、PayPay、楽天ペイ、d払い、au PAY、メルペイなどのQRコード決済が利用できます

ダイソーで利用できる支払い方法
電子マネー 多くの店舗で利用可能(iD、QuicPay、楽天Edy)
交通系電子マネー 多くの店舗で利用可能
クレジットカード 多くの店舗で利用可能(VISA、Mastercard、銀聯(ユニオンペイ)、JCB、American Express、Diners Club、DISCOVER)
プリペイドカード 多くの店舗で利用可能(au PAY プリペイドカード、ソフトバンクカード、 dカード プリペイドなど)
タッチ決済 一部店舗で利用可能
QRコード・バーコード決済 多くの店舗で利用可能(PayPay 、楽天ペイ、d払い 、au PAY 、メルペイ)
デビットカード クレジットカードが使用できる店舗で利用可能

クレジットカード、デビットカード:VISA・Mastercard・JCBなど

ダイソーでは、VISA、Mastercard、銀聯(ユニオンペイ)、JCB、American Express、Diners Club、DISCOVERのクレジットカードが利用できます。

ダイソーで使えるクレジットカードのブランドは、VISA、Mastercard、銀聯(ユニオンペイ)、JCB、American Express、Diners Club、DISCOVERです。ほとんどのブランドを網羅していますが、クレジットカード利用可能な店舗でも利用できるブランドが限られている場合があるので要注意。(ロゴは各社公式サイトより引用)

電子マネー(交通系):Suica・ICOCAなど

ダイソーではSuicaやICOCAなど、交通系電子マネーを使うことができます。

ダイソーで使える電子系交通マネーの種類は、Suica、PASMO、ICOCA、TOICA、manaca、Kitaca、SUGOKA、nimoca、はやかけんです。(ロゴは各社公式サイトより引用)

電子マネー(商業系):楽天Edy、QUICPayなど

ダイソーでは楽天Edy、QUICPay、iDの電子マネーを使うことができます。

ダイソーでは、楽天Edy、QUICPay、iDといった電子マネーが利用できます。(ロゴは各社公式サイトより引用)

QRコード決済:PayPay、楽天ペイなど

ダイソーではQRコード決済として、PayPay 、楽天ペイ、d払い 、au PAY 、メルペイが利用できます。

以前のダイソーでは利用できるQRコード決済はPayPayのみでしたが、2022年から楽天ペイ、au PAY 、メルペイ、d払いが順次導入され、8割弱の店舗で利用できるようになりました。(ロゴは各社公式サイトより引用)

最寄りのダイソー店舗で使える支払い方法は?

上記で紹介した支払い方法は、店舗によっては対応していない場合もあるので、事前に確認することをおすすめします。

利用できる支払い方法の確認は、公式サイトのダイソーの店舗検索からできます。確認方法は以下の通りです。

【1】ダイソーの公式サイトにアクセスして「店舗検索」をタップし、利用予定の店舗を検索します。【2】利用予定の店舗の「サービス」の箇所にその店舗で利用できる支払い方法が記載されているので確認しましょう。ただし、利用できるクレジットカードブランドまでは確認できません

ダイソーのセルフレジはどのような仕組みになっている?

筆者がよく行く都心のダイソーでは、セルフレジ・オンリーの店舗も増えています。初めてでも迷わないように、ダイソーのセルフレジの仕組みと使い方を、写真付きで詳しく紹介します。

まず、ダイソーのセルフレジが対応する支払い方法を確認しておきましょう。

現金だけでなく、上述したクレジットカード、電子マネー、交通系ICカード、QRコード決済が利用可能です。PayPayやメルペイといったスマホのバーコード・QRコード決済が利用できるのは、小銭を用意する必要がなく便利です。(筆者撮影)

ダイソーで利用可能な支払い方法
【現金】
【クレジットカード】Visa/Mastercard/JCB/American Express/ダイナース/銀聯(UnionPay)/DISCOVER
【電子マネー】QUICPay(クイックペイ)/iD(アイディー)/楽天Edy
【交通系ICカード】Suica/PASMO/ICOCA/Kitaca/TolCa/SUGOCA/nimoca/manaca/はやけん
【QRコード決済】PayPay/au PAY/メルペイ/楽天ペイ/d払い
(店舗によって異なる場合があります)

次に、ダイソーのセルフレジがどのような仕組みになっているのか確認しておきましょう。

セルフレジは中央上部にあるタッチパネルで操作するようになっています。タッチパネルの右横には、クレカや電子マネー、交通系ICカードなどを読み取る決済端末があり、右下には商品のバーコードやスマホのQRコード決済を読み取るスキャナーがあります。現金の挿入口はいちばん下に配置されています。実際にセルフレジを利用する流れは、商品のバーコードをスキャナーで読み取り、商品をすべて読み取り終えたら会計に進み代金を支払い、印刷されたレシートを受け取って終了です。(筆者撮影)

ダイソーのセルフレジは防犯カメラが付いており、タッチパネル右上に自分の姿が表示されます。最初はドッキリしますが、防犯上この方が安心できますね。

なお、ショッピングセンターなどに入っているダイソーの場合、セルフレジでは商業施設のポイントカードや駐車券サービスなどに対応していません。支払い後、店員さんにレシートを見せて、別途処理してもらいましょう。

ダイソーのセルフレジで商品を購入する方法を写真付きで解説

セルフレジの仕組みを把握したところで、実際に商品を購入する手順について解説します。なお以下の写真はすべて筆者が撮影したものです。

【1】まず、セルフレジのタッチパネルの「スタート」をタッチします

【2】次に、有料レジ袋を購入するか尋ねられるので「はい」「いいえ」で答えましょう。ちなみに、ダイソーのセルフレジは防犯カメラでバッチリ撮影されており、画面右上に自分の姿が映っています

【3】有料レジ袋の購入で「はい」を選択した場合は、有料レジ袋のサイズと個数を選択しましょう。レジ袋の価格はSで2円、Mで4円、Lで7円となっています

【4】商品のバーコードをひとつずつスキャナーで読み込んでいきます。同じ商品を複数購入するときでも、「×5」のように入力するのではなく、面倒でもひとつずつバーコードをスキャンする必要があります

【5】タッチパネル左側にはハンディスキャナーも用意されています。大きい商品や重い商品はこちらを利用すると読み取りが簡単です。スマホ決済時のバーコード読み込みにも利用可能です

【6】購入商品のバーコードをすべて読み取り終わったら、商品数や金額が表示されるので間違いがないか確認し、画面右下の「お会計」をタッチします

【7】利用可能な支払い方法が表示されるので、いずれかを選択しましょう。今回はクレジットカードを利用するので、「クレジット」を選びました

【8】クレカや電子マネー、交通系ICカードは、タッチパネル右側の専用端末を利用します。今回はクレジットカードなので、カード読み取り口へ差し込みました

【9】スマホのバーコード・QRコード決済の場合は、商品を読み込んだスキャナー、あるいはタッチパネル左側にあるハンディスキャナーを利用して支払い可能

【10】支払いが完了したら、「レシート」か「領収書」を選択します

【11】タッチパネル左下から印字されたレシート(領収書)が出てきます。支払いが完了した証明にもなるので、忘れずにもらっておきましょう

なお、セルフレジ・オンリーの店舗では必ず店員さんが見守っているので、困ったときは遠慮なく声をかけましょう。初めてのセルフレジで自信がない人は、最初から店員さんに説明してもらうのもアリです。

ダイソーの支払い方法についてよくある質問

ダイソーの支払い方法についてよくある質問についてまとめました。

ダイソーで商品券やギフトカードは使える?

一部店舗では商品券やギフトカードに対応しています。たとえばイオンモールの中のダイソーでは、イオンギフトカードやイオン商品券が利用できるケースがあります。ただしあくまで例外であり、基本的には商品券やギフトカードは使えません。

ダイソーで貯まるポイントは?

ダイソー独自のポイントサービスは存在しません。

ただし、島忠ホームズ内に出店しているダイソーでは、Tポイントが220円(税込)につき1ポイント貯まり、1ポイント=1円で支払いに利用できます。島忠ホームズ内のダイソーは首都圏と大阪に合わせて19店舗あるので、お近くにないかチェックしてみましょう。

また、ポイントではありませんが、ダイソーではシールキャンペーンを定期的に行っています。300円(税込)ごとにシールが1枚もらえて、シールを貯めるとオリジナルグッズと交換できます。

まとめ

スマホ決済やセルフレジの導入を急ピッチで進めてきたダイソー。始めこそ戸惑うかもしれませんが、慣れれば小銭を用意することなくキャッシュレスで素早く会計できるので、慣れておくことをおすすめします。

オトナライフ編集部
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