100円ショップとして人気のSeria（セリア）。買い物をするとき気になるのが、支払い方法やセルフレジの使い方ではないでしょうか？セリアでは、店舗によってキャッシュレス決済の対応状況が異なります。また、セルフレジを利用するときには、操作方法や注意点があります。
セリアはオシャレで使い勝手の良い商品が多く、100円ショップの中でも人気のお店です
（画像引用元：セリア公式サイト）
セリアでは近年、積極的にセルフレジが導入されています。しかし使い方や使える決済方法が分からない方も多いのでは。たとえば、PayPayが使えるかどうかは利便性に大きくかかわるでしょう。なお、執筆にあたって今回訪れたセリアは最近できた店舗で、有人レジの前に最新のセルフレジが3台設置されていました。操作が分からない人がいると、店員さんが駆け付けくれます。（筆者撮影）
今回は、セリアで使える支払い方法と具体的なセルフレジの使い方を解説します。
Seria（セリア）で使える支払い方法
セリアで使える支払い方法は店舗によって異なりますが、基本的には現金のみとなっています。しかし、セルフレジを導入している店舗では、クレジットカードや電子マネー、交通系ICカードなどのキャッシュレス決済が利用できます。
また、イオンやイトーヨードーなどのショッピングモールに入っている店舗では、それらの施設で使える電子マネーやクレジットカードを使える場合があります
セリアで使える支払い方法をまとめると、以下の通り。
| 支払い方法 | 使用可否 |
| クレジットカード | セルフレジ導入店舗、ショッピングモール内店舗は可（Visa、Mastercard、JCB、American Express、Diners Club） |
| 電子マネー | セルフレジ導入店舗、ショッピングモール内店舗は可（QUICPay、楽天Edy、iD、WAON） |
| 交通系ICカード | セルフレジ導入店舗、ショッピングモール内店舗は可（Suica、PASMO、Kitaca、TolCa、manaca、ICOCA、SUGOCA、nimoca、はやかけん ※PiTaPaは非対応） |
| QRコード決済 | 店舗による |
| プリペイドカード | 店舗による |
| ポイント | ショッピングモール内店舗のみ、系列のポイントを使える場合あり |
Seria（セリア）で使える電子マネー
セルフレジが導入されている店舗では、QUICPayや楽天Edy、iD、WAON、交通系ICカードなどの電子マネーを使うことができます。
交通系ICカードはおおむねカバーされていますが、近畿圏で主に使用されているPiTaPaは対象外なので要注意
Seria（セリア）で使えるクレジットカード
クレジットカードも電子マネー同様、セルフレジやショッピングモール内店舗のみで利用できます。
利用できるクレジットカードブランドはVisa、Mastercard、JCB、American Express、Diners Club
Seria（セリア）で使えるQRコード決済
セリアでは、一部店舗のセルフレジでQRコード決済も利用可能です。
一部店舗では、PayPayやメルペイ、d払いなどが使えます
セリアのセルフレジはどのような仕組みになっている？
まず、セリアのセルフレジで使える支払い方法を確認しておきましょう。
こちらが今回利用したセリアのセルフレジで使えるキャッシュレス決済。対応しているのはクレジットカード、電子マネー、交通系ICカードのみで、現金やスマホのQRコード決済は使用不可。また、nanacoは使えなくなっていました。店舗によって状況は異なる可能性があるため、事前にどんな決済方法があるか確認しておきましょう。（筆者撮影）
次に、セルフレジの操作方法を見てみましょう。
セリアのセルフレジは中央上部にあるタッチパネルで操作するようになっています。タッチパネル右横の決済端末はクレカや電子マネー、交通系ICカードなどに対応しており、クレカのタッチ決済も可能。タッチパネルの左下にはレシート印字機、右下には商品のバーコードスキャナーが設置されています。（筆者撮影）
実際にセルフレジを使うときは、タッチパネル右下のバーコードスキャナーで商品のバーコードをひとつずつ読み込んでいきます。
セリアのセルフレジには防犯カメラが付いており、タッチパネル左下に自分の姿が表示されます。防犯上も安心ですね。
セリアのセルフレジで商品を購入する方法を写真付きで解説
それでは、実際にセリアのセルフレジで商品を買う手順を見てみましょう。大まかな流れは以下の通り。
1．有料レジ袋を購入するかどうか選ぶ
2．購入する商品のバーコードを読み取る
3．読み取った内容を確認し、「会計する」ボタンを押す
4．支払方法を選ぶ
5．決済端末で決済する
6．レシートを受け取る
最初に、タッチパネルでレジ袋を購入するかどうか決めます。レジ袋は右横に吊してあり小が3.3円、大が5.5円です。（筆者撮影）
次に商品のバーコードを右下にあるスキャナーで読み込ませましょう。角度さえ合っていれば数十cm離れていても敏感に読み取れるので、2重にスキャンされないようご注意ください。実際に、筆者がスキャナーの前で商品を手に持っていたら、気が付かないうちに同じ商品を2回読み込まれてしまいました。（筆者撮影）
【左】タッチパネル画面で、読み込んだ商品や数が正しいことを確認したら「会計する」ボタンを押しましょう。【右】決済方法のメニューが表示されます。クレジット・交通系IC・楽天Edy・QUICPay・iD・WAONなどが表示され、今回はPASMOを利用するので交通系ICカードを選択。（筆者撮影）
あとは、タッチパネル右側に設置された決済端末でPASMOをタッチすれば簡単に決済できます。（筆者撮影）
画面に「レシートをお受け取りください ありがとうございました」と表示されればOKです。レシートを受け取れば、無事に買い物は終了です。（筆者撮影）
Seria（セリア）の支払い方法についてよくある質問
セリアの支払い方法についてよくある疑問をご紹介します。
Seria（セリア）では商品券やギフトカードは使える？
セリアは商品券やギフトカードを発行していないため、全店で使えるものはありません。しかし、ショッピングモール内の店舗などであれば、その施設で使える商品券やギフトカードに対応しているケースも。たとえば、イオンのショッピングモール内の店舗ならイオン商品券やJCBギフトカードを使えることが多いです。
Seria（セリア）で貯まる・使えるポイントは？
セリアには独自のポイント制度がないため、全店で使えるものはありません。しかし商品券と同じく、ショッピングモール内の店舗などであれば、その施設で使えるポイントに対応しているケースも。たとえば、イオンのショッピングモール内の店舗ならWAON POINTを貯める・使えることが多いです。
まとめ
今回は、100円ショップSeria（セリア）の支払い方法とセルフレジの使い方について解説しました。
筆者もセリアやユニクロなどでセルフレジを利用した経験がありますが、流れを分かっていないと意外ととまどってしまうものです。さらに、使おうと思っていた決済手段が使えない場合など、目的のものが買えずに帰宅を余儀なくされるかもしれません。
セリアのセルフレジを利用する際は、クレジットカードと電子マネーなど、使える決済手段を複数用意しておくと安心です。