3月15日、WEB広告事業を展開するサザンダイアが運営する金融情報メディア「SMCマネーガイド」が、クレジットカードの利用実態にまつわる調査結果を発表した。新社会人となりクレジットカードを持つ人、仕事や家庭環境が変わり新たなグレードのクレジットカードを持つ人など、4月を前にしたこの時期は、クレジットカードとあらためて向き合う人も多くなる。これからクレジットカードの申請や、見直しを行う人にとって参考になる情報を紹介する。
楽天カードが発行者数1位! PayPayカードも2位と健闘
まず「発行したクレジットカードはどれですか?」という項目では、楽天カードが22.7%で第1位となった。年会比永年無料や楽天ポイントの貯まりやすさといった万人にうれしい特徴や、新規入会時のポイントプレゼントやキャラクターや著名人があしらわれたオリジナルデザインなど、入会検討時のウリとなるポイントに富んでいる点が、結果に表れていると考えられる。
第2位にはPayPayカードが10.9%でランクイン。PayPayといえばQRコードで人気のブランドだが、クレジットカードでも人気を集めているようだ。アンケート調査を行った同社によると、PayPayカードは2021年実施のアンケートでは上位圏外とされ、最新の調査では2位に躍進したかたちだ。その背景には、Yahoo!ショッピングとの連携による還元率の向上を挙げており、お得感を求めるユーザーの支持を集めていることがわかる。
5位までには三井住友カード(8.6%)、au PAYカード(6.4%)、エポスカード(3.6%)が入り、知名度の高い有名ブランドから、新規性のある通信キャリア運営のカードなどバリエーションに満ちた結果となった。
クレカは「年会費」「ポイント」「入会特典」を重視する声が多数
クレジットカードの人気銘柄がわかったところで、その要因について紹介する。「申し込みしたクレジットカードを選んだ理由は?」の設問で第1位になったのは、「年会費が無料・安かったから」だ。楽天カードがCMなどで前面にだしている年会費無料の特徴が、入会の大きな決め手になっている裏付けにもなった。PayPayカードも年会費永年無料で、もはやクレジットカード検討者を惹きつけるには重要な要素なのだろう。
さらに、第3位の「入会特典がお得だったから」という事実からも、クレジットカード業界においては『入会するか否かは、入口で勝負は決まる』という法則があるのかもしれない。
一方で、クレジットカード利用時のメリットを重視する声も。「ポイントが高還元率・貯まりやすいから」が第2位に入り、この点も楽天カードとPayPayカードに共通する部分だ。日々の買い物先とポイント還元対象店が一致しているのであれば、選ばない手はない。
今回の調査で見えてきたクレジットカード利用者の心理。敷居の低いキャッシュレス決済が浸透する現代では、クレジットカードにおいても負担がなくお得感があるブランド・銘柄が選ばれる、ということか。これからクレジットカードの入会や切り替えをするユーザーは、紹介した観点も参考に情報収集することをオススメする。
出典元:【株式会社サザンダイア/PR TIMES】
引用元:【楽天カード】
引用元:【PayPayカード】