4月17日から「楽天ペイ(請求書払い)」で国民年金保険料が納付可能になる。国民年金保険料は、自宅に届いた「領収(納付受託)済通知書」(納付書)のバーコードを「楽天ペイ(請求書払い)」に読み込むことで納付することが可能に。しかも、支払いの方法によっては、現金での納付よりおトクになるという。気になるやり方を見ていこう。
楽天ペイ(請求書払い)で国民年金保険料が払える!
楽天ペイ(請求書払い)は、ガス、水道、電気などの公共料金や自動車税種別割、固定資産税、住民税などの請求書(払込票)に記載されたバーコード・QRコードを「楽天ペイ」アプリで読み取って、その場で支払いができるサービス。公共料金や税金などを自宅にいながら24時間いつでも支払いができるため、コンビニや銀行などへ外出したり、現金を引き出したりする時間や手間を省ける。
楽天ペイ(請求書払い)は、「楽天ポイント」「楽天キャッシュ」が利用可能で、楽天カードから楽天キャッシュへチャージをすることで「楽天ポイント」が0.5%還元される。そのため、国民年金保険料を現金で支払うよりも0.5%おトクになるのだ。さらに、楽天ポイントの期間限定ポイントを国民年金保険料の支払いに転用することも可能。令和5年度(令和5年4月度~令和6年3月まで)の国民年金保険料は月額16,520円なので、12カ月分=198,240円をすべて楽天ペイで支払うと、991円分のポイントが獲得できることになる。
国民年金保険料のスマホアプリ決済は、2月にスタートしたばかり
令和元年に厚生労働省が調査した「令和2年国民年金被保険者実態調査結果」によると、従来の「納付書での支払い」「口座振替での支払い」「クレジットカードの支払い」の3種類のうち、最も利用されているのは口座振替で、全体の44.8%と約半数を占めている。口座振替では、まとめて前払い(前納)することで割引が適用に。2年分をまとめて払う「2年前納」だと、16,100円も割引される。
一方、国民年金保険料をスマートフォンアプリによる電子決済で納付する方法は、令和5年2月にスタートしたばかり。楽天ペイのほかに、「auPAY」「d払い」「PayB(PayBと提携している各金融機関が提供する決済アプリを含む)」「PayPay」がすでに参入済だ。自身のライフスタイルに合わせた決済サービスを利用すれば、「うっかり払い忘れた…」という事態も防げるうえに、おトクに支払いをすることができる。
4月に入り給与デジタル払いもスタート。キャッシュレス決済の推進がますます進みそうだ。
引用元:【楽天ペイメント株式会社】
参照元:【日本年金機構】
参照元:【厚生労働省】
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