「マイナンバーカード」取得者に最大2万円のポイントを付与する「マイナポイント第2弾」の申し込みは、もうお済みだろうか。総務省は3月31日、ポイント申込期限を「9月末」までに延長した。カードの申請が急増したため、交付に時間がかかるためだが「これ以上は延期しない」そうだ。今回は「マイナポイント」についてお伝えしていこう。
マイナポイント第2弾のポイント申込期限、「2023年9月末」までに延長
総務省は3月31日、マイナンバーカード取得者に最大2万円のポイントを与える「マイナポイント第2弾」の申し込み期限を、現在の2023年5月末から4カ月延長して「9月末」とすることを発表した。マイナポイント第2弾のポイント申し込み期限は、当初2023年2月末までだったが、5月末に延期されていた。
松本剛明総務大臣は記者会見で、今回の再延期が「制度上、実質的にこれが限界である」ことから、「これ以上延期することはもうできません」と述べた。再延期の理由は、「カードの申請期限が間近となった2月末にカードの申請が急増して、過去の最大件数を大幅に上回る1日100万件を超える申請があった」「カードを交付するまでに通常よりもお時間を要する見込みとなっており、安心してポイントを申し込んでいただけるよう、5月末としていたポイント申し込み期限を4カ月延長した」と説明した。
マイナポイントの申し込みで「最大2万円分のポイント」が付与される
「マイナポイント第2弾」では、マイナポイントに申し込んでから、選択した決済サービスでチャージや買い物をすることで、最大5,000円分のポイントが還元される。さらに、マイナンバーカードを「健康保険証」としての利用申し込みや、「公金受取口座」の登録を完了した人には、それぞれ7,500円分のマイナポイントが付与される。
「マイナポイントの申し込み」には、2023年2月末までに申請されたマイナンバーカードが必要であるが、カードの駆け込み申請が起きたため、カードの交付に時間がかかる可能性があるという。松本剛明総務大臣は記者会見で、「市区町村から交付通知書が届きましたら、お早めにマイナンバーカードをお受け取りいただき、ぜひマイナポイントを申し込みいただければと思っております」と述べている。今度こそ、「これ以上は延期しない」そうなので、申請者は早めにマイナンバーカードを受け取りに行き、最大2万円分ものポイントがもらえる「マイナポイントの申し込み」を急ごう。通常のポイントに加えさらに上乗せしてくれる決済事業者もある。詳しくはこちらを参照してほしい。
●総務省「マイナポイント第2弾のポイント申込期限について」は→こちら
●マイナポイント(公式)「マイナポイントの申込み終了日時が延長となりました」は→こちら