2023年最新のクレジットカード最強の2枚をマイル・還元率重視の視点でご紹介します。それぞれのカード組み合わせの特徴やメリットに加え、クレジットカードを2枚持つメリット・デメリット、選び方のポイントも解説します。
ポイント還元重視のクレジットカード最強の2枚
ポイント還元を重視した際、「最強」といえるクレジットカードの組み合わせは「JCB CARD W」と「三井住友カード(NL)」です。
①JCB CARD W+三井住友カード(NL):年会費無料で常時高還元率を実現
「JCB CARD W」と「三井住友カード(NL)」は双方とも年会費が無料でありながら、高い還元率が適用されることで人気を博しています。
JCB CARD W | 三井住友カード(NL) | |
年会費 | 永年無料 | 永年無料 |
基本還元率 | 1.00% | 0.50% |
カードブランド | JCB | Visa・Mastercard |
ポイントアップ対象 | STARBUCKS、Amazonほか | セブン-イレブン、マクドナルドほか |
(画像引用元:JCB CARD W公式サイト)
カード名称 | JCB CARD W |
年会費 | 永年無料 |
ポイント | Oki Dokiポイント |
スマホ決済 | Apple Pay・Google Pay |
公式サイト | JCB CARD W公式サイト |
さらに、海外旅行保険や紛失・盗難時の補償などの付帯サービスも充実しており、手厚いサポートが受けられます。
(画像引用元:三井住友カード(NL)公式サイト)
カード名称 | 三井住友カード(NL) |
年会費 | 永年無料 |
ポイント | Vポイント |
スマホ決済 | Apple Pay・Google Pay |
公式サイト | 三井住友カード(NL)公式サイト |
「三井住友カード(NL)」は、オンラインショッピングやスマートフォン決済でも高い還元率が適用されるため、デジタル決済を使う方にもおすすめです。
②JCB CARD W+楽天カード:使い勝手抜群の組み合わせ
楽天などのネットショッピングをよく利用する場合には、「JCBカードW」と「楽天カード」の組み合わせもおすすめ。JCB CARD Wは前述の通り基本還元率が高く、楽天カードは楽天市場での還元率が高いため、両方を持つことで幅広いシーンで高還元率を享受できます。
JCB CARD W | 楽天カード | |
年会費 | 永年無料 | 永年無料 |
基本還元率 | 1.00% | 1.00% |
カードブランド | JCB | Visa・Mastercard・JCB・American Express |
ポイントアップ対象 | STARBUCKS、Amazonほか | 楽天市場ほか |
JCB CARD Wの還元率の高さや特典などは前述の通り。同じく年会費無料の楽天カードと組み合わせることで、買い物先に合わせた使い分けが可能です。
(画像引用元:楽天カード公式サイト)
カード名称 | 楽天カード |
年会費 | 永年無料 |
ポイント | 楽天ポイント |
スマホ決済 | Apple Pay・Google Pay |
公式サイト | 楽天カード公式サイト |
なお、「JCB CARD W」はブランドがJCBのため、楽天カードはVisa・Mastercard・American Expressのいずれかを選ぶといいでしょう。
マイル重視のクレジットカード最強の2枚:ANA To Me CARD PASMO JCB+楽天カード
「ANA To Me CARD PASMO JCB」は、ANAマイルを貯めやすく、楽天カードとの組み合わせで楽天市場での買い物もマイルに還元できます。
ANA To Me CARD PASMO JCB | 楽天カード | |
年会費 | 初年度無料(翌年度以降税込2,200円/年) | 永年無料 |
基本還元率 | 0.5%(マイル) | 1.00% |
カードブランド | JCB | Visa・Mastercard・JCB・American Express |
ポイントアップ対象 | 東京メトロ乗車 | 楽天市場ほか |
楽天カードでは、貯まったポイントをANAもしくはJALのマイルへ交換可能です。ANA・JALともに、楽天ポイント2ポイントにつき1マイル、50ポイント以上から交換できます。
なお、ANA To Me CARD PASMO JCBの概要は以下の通り。
(画像引用元:ANA To Me CARD PASMO JCB公式サイト)
基本的なポイント還元率はやや低めであるため、楽天カードを日常的に使い、マイルへ変換するのもいいでしょう。用途に応じて使い分けることで、効率よくマイルを貯められます。
クレジットカードを2枚持つことのメリットは、以下の通りです。
・各クレジットカードブランドの利点を活かせる
・店舗やサービスに応じてカードを使い分けて高還元率を享受可能
・利用限度額が増加する
・片方のカードに問題があってもサブカードで対応可能
【メリット】各クレジットカードブランドの利点を活かせる
VISA、Mastercard、JCB、American Expressなど、それぞれのカードブランドが得意とする分野は異なります。2枚持つことで、それぞれのブランドの強みを最大限に活用できます。
【メリット】店舗やサービスに応じてカードを使い分けて高還元率を享受
利用するお店やサービスによって還元率が異なるため、状況に応じてカードを使い分けることで最大限の還元率を実現できます。
【メリット】利用限度額が増加する
2枚のクレジットカードを持つことで、それぞれのカードの利用限度額を合算した額が利用可能になり、より大きな購入や支払いにも対応できます。
【メリット】片方のカードに問題があってもサブカードで対応可能
万が一メインカードにトラブルがあった場合でも、サブカードを使うことで支払いや購入が可能です。これにより、支払いトラブルのリスクを軽減できます。
クレジットカードを2枚持つデメリット
クレジットカードを2枚持つ主なデメリットは以下の通り。
・締め日や支払日の管理
・年会費が2枚とも有料の場合は年会費負担が増大
【デメリット】締め日や支払日の管理
2枚のカードを持つ場合、それぞれのカードの締め日や支払日を管理する必要があります。これにより、支払い管理が煩雑になることがあります。
【デメリット】年会費が2枚とも有料の場合は年会費負担が増大
年会費が2枚とも有料の場合、年間のカード会費が増えることがデメリットです。ただし、還元率やマイル獲得などのメリットが年会費を上回る場合は、気にする必要はないでしょう。
クレジットカード最強の2枚を選ぶポイント
クレジットカードで「最強の組み合わせ」になる2枚を選ぶためのポイントを解説します。
クレジットカードブランドはできるだけ分ける
異なるブランドのカードを持つことで、それぞれのブランドの強みを活用できます。たとえばVISAとJCBなど、異なるブランドのカードを選びましょう。
サブカードはメインカードを「補う」ものとする
メインカードにはない機能や特典を持つサブカードを選ぶことで、両方のカードを最大限に活用できます。たとえばメインカードが還元率重視なら、サブカードはマイル獲得に特化したものを選ぶといった考え方がおすすめ。
クレジットカードの「3枚目」におすすめのカード
3枚目のクレジットカードとしておすすめのカードをご紹介します。
セゾンパール・アメックス:QUICPayで2%還元
セゾンパール・アメックスは、QUICPayでの利用時に2%還元される特典があります。これにより、電子マネー利用時に高還元率を享受できます。
(画像引用元:セゾンパール・アメックス公式サイト)
カード名称 | セゾンパール・アメックス |
年会費 | 初年度無料(翌年度以降税込1,100円/年)※ |
ポイント | 永久不滅ポイント |
スマホ決済 | QUICPay・Apple Pay・Google Pay・iD |
公式サイト | セゾンパール・アメックス公式サイト |
※前年に1円以上の利用で翌年度無料
アメックス・プラチナ:ステータス性を重視する際におすすめ
アメックス・プラチナは、高いステータス性やプラチナ専用のサービスが魅力。会員特典やラウンジ利用など、ステータスを重視する方におすすめです。
(画像引用元:アメックス・プラチナ公式サイト)
カード名称 | アメックス・プラチナ |
年会費 | 税込143,000円 |
ポイント | メンバーシップ・リワード |
スマホ決済 | QUICPay・Apple Pay |
公式サイト | アメックス・プラチナ公式サイト |
イオンカード(ミニオンズ):イオンシネマが常時1,000円
イオンカード(ミニオンズ)は、特典でイオンシネマが常時1,000円で利用できます。映画好きの方にはとくにおすすめのカードです。
(画像引用元:イオンカード(ミニオンズ)公式サイト)
カード名称 | イオンカード(ミニオンズ) |
年会費 | 永年無料 |
ポイント | WAON POINT |
スマホ決済 | Apple Pay |
公式サイト | イオンカード(ミニオンズ)公式サイト |
よくある質問:クレジットカード最強の2枚について
クレジットカードの「最強の組み合わせ」に関するよくある疑問をご紹介します。
クレジットカードブランドの使い分け方法のコツは?
各ブランドの得意分野や提携先を把握し、その場面で最適なカードを使うことが重要です。たとえば、VISAは国内外で広く利用でき、JCBは国内での還元率が高いなど、ブランドごとの特徴を活かして使い分けましょう。
1つの口座に2枚のクレジットカードを紐づけることはできる?
可能です。ちなみに筆者の場合は4枚ほどのクレジットカードの引き落とし口座を1つの口座に指定しています。
2枚のうち、いずれかが審査落ちした場合は「申し込みブラック」になる?
審査落ちした場合、「申し込みブラック」になる可能性はあります。短期間に何度も審査に落ちたり、複数のカード会社に同時に申し込みを行ったりすると、信用情報に悪影響を与える可能性があります。そのため、申し込みは慎重に行いましょう。
まとめ
本記事では、2023年最新のクレジットカード最強の2枚をマイルや還元率の視点でご紹介しました。
最強の組み合わせは、普段使いとネットショッピングどちらが多いか、日常的に飛行機を使うかどうかなどによって異なります。筆者は以前飛行機での出張が多かったため、年会費を払ってでも航空会社系のクレジットカードに入会する価値がありました。マイル特典によって無料で旅行できたり、特産品を取り寄せたりできたので、恩恵は大きかったです。
ご自身の利用シーンに合わせて、最強の2枚を選びましょう。
※サムネイル画像は(Image:各公式サイトより引用)