九州を中心に全国展開しているファミリーチェーンレストラン「ジョイフル」。キャッシュレス決済にも対応し、国内で主要なクレジットカードのほか電子マネーにも対応しています。一方で、PayPayや楽天ペイをはじめとしたQRコード決済には原則非対応となっています。
実はジョイフルの中にも、PayPayに対応している店舗はあります。またPayPay非対応店舗でも、別の支払い方法を用いることでPayPayポイントを貯めることは可能です。
この記事はジョイフルで使える支払い方法や、PayPayの対応状況をまとめてご紹介。後半では、ジョイフルでd払いや楽天ペイを使う裏ワザやお得な支払い方法も解説します。
ジョイフルで使える支払い方法一覧
ジョイフルで使える支払い方法は、現金払い以外にクレジットカード払い、電子マネー払い、食事券があります。
クレジットカード:ひととおりの国際ブランドに対応
ジョイフルでは一部店舗をのぞき、VISA・MasterCard・JCB・銀聯(ぎんれん)・アメックス・Diners Club・DISCOVERのクレジットカードが利用可能です。
電子マネー:iDやnanacoなどに対応
ジョイフルでは、ApplePay・iD・QUICPay+・WAON・楽天Edy・nanacoといった決済方法にも対応。Kitaca・Suica・PASMO・TOICA・manaca・ICOCA・SUGOCA・nimoca・はやかけんといった交通系ICカードも利用できます。
なお、ジョイフルはキャッシュレス決済への対応が若干遅れています。たとえばジョイフルでは多くの店舗でApple Payに対応していますが、店舗ごとにもバラつきがあり、筆者が今回訪れた店舗ではApple Payは利用不可でした。使えないときに備え、現金を持っていくことをおすすめします
食事券
ジョイフルでは500円単位の専用食事券を利用することが可能。食事券は店舗で購入でき、申し込みから約2週間ほどで届きます。
また、全国共通お食事券であるジェフグルメカードも利用できます。
現金
ジョイフルでは現金払いを利用することが可能です。
【注意点】ジョイフルではPayPayは原則未対応
先述した通り、ジョイフルではPayPayをはじめとするQRコード決済は未対応の店舗が多いです。しかしPayPayに関しては、一部店舗で導入が進んでいるほか「クレジットカード払い」は可能なため、PayPayカードの利用はできます。
加えて、QRコード決済と電子マネーを利用者側で紐づけることで、QRコード決済を「実質的に利用する」ことも可能。詳しい方法は後述します。
ジョイフルではPayPayは絶対に利用できない?
2024年4月現在、PayPayを利用できない店舗がほとんどですが、以下の一部店舗では利用可能です。
なお、長崎県と鹿児島県の店舗はクレジットカード払いは不可となっています。
参考元:ジョイフル公式サイト
PayPayカードは利用可能
ジョイフルは「クレジットカード払い」は可能なため、PayPay非対応の店舗でもPayPayカードは利用可能です。
PayPayカードの基本的な還元率は1.0%~。そしてPayPayまたはPayPayカード、PayPayカード ゴールドでの支払いは「PayPayステップ」のカウント対象になります。PayPayステップの条件達成をすると、付与率は最大で2.0%(※PayPayカードの場合は1.5%)となります。
多くのPayPayユーザーの方は、PayPayアプリを利用するだけでなく「PayPayカード」も所持しているでしょう。そのため、ジョイフルのPayPay非対応店舗では「PayPayカード」を使うのがおすすめです。
ジョイフルではQRコード決済不可!ただし裏ワザも
前述の通り、ジョイフルで「PayPay」を使いたい場合は一部のPayPay対応店舗に行くか、PayPayカードを使うのがおすすめです。
一方で「PayPayが原則使えないのは分かったけれど、他のQRコード決済も絶対に使えないのだろうか」と気になっている方もいるかもしれませんね。
そこで参考までに、ジョイフルでQRコード決済を利用する裏ワザをご紹介します。具体的に利用できるのは、d払いと楽天ペイです。
d払い:d払いとiDを連携することでiD対応店舗で利用可能
ジョイフルでは、基本的にd払いは利用不可。しかし、iDは利用できるため、d払いと紐づけておけばiD対応の店舗でd払い(iD)が可能となります。さらにdカードもしくはdカードゴールドと連携すると、支払金額100円(税込)につきdポイントが1ポイント貯まります。
なお、iDの連携方法については以下の通りです。
●d払い(iD)を使う方は→こちら
楽天ペイ:楽天ペイと楽天Edyを連携することで楽天Edy対応店舗で利用可
楽天ペイもアプリから「楽天Edy」と紐づけることによって、「楽天ペイアプリで楽天Edyを使用し、支払う」ことができます。
(画像引用元:楽天Edy公式サイト)
なお、楽天Edy対応店舗は以下の通りです。
ジョイフルではApple Pay、Google Payは使えるの?
ジョイフル公式サイトには、Apple Payは使える電子マネーとして紹介されているものの、Google Payは利用可能な支払い方法として書かれていません。
またApple Payの対応状況は「全店舗」ではないことにも要注意。
ジョイフルの支払い方法についてよくある質問
ジョイフルの支払い方法に関するよくある疑問と答えをご紹介します。
すべての店で必ずキャッシュレス決済ができる?
すべてのお店で必ずキャッシュレス決済ができるわけではありません。ちなみにクレジットカードと電子マネーの両方利用できないお店もあります。
商品券やギフトカードは使える?
ジョイフルでは食事券や株主優待券、ジェフグルメカード、ジョイカフェチケットの利用が可能です。いずれも併用できますが、使用期限の切れた株主優待券は使えないため注意しましょう。
ジョイフルグループの飲食店の支払い方法は?
「ジョイフル」を運営している株式会社ジョイフルが展開している「並木街珈琲」「二五十(にごじゅう)」「喜楽や」で使えるクレジットカードは以下の通りです。
▼並木街珈琲
(画像引用元:並木街珈琲公式サイト)
▼そば焼鳥 ニ五十
(画像引用元:そば焼鳥 ニ五十公式サイト)
▼喜楽や
(画像引用元:喜楽や公式サイト)
ジョイフルで一番お得な支払い方法は?
PayPayポイントを貯めており、PayPayステップの条件達成などを目指しているならば「PayPayカード」での支払いがおすすめです。
それ以外のお得な支払い方法としては、楽天カードから楽天Edyにチャージして支払うのもおすすめです。
楽天Edy決済は楽天カードからチャージすると、200円(税込)につき1ポイント、つまり0.5%のポイント還元を受けることができます。さらに楽天Edyを使って支払えば、支払い200円(税込)ごとに1ポイント貯まるので、合計で1%のポイント還元を受けることができます。
まとめ
ジョイフルでは、現金の他、主要国際ブランドのクレジットカード、電子マネーや交通系ICカードでの支払いが可能です。
またジョイフルでは実は一部店舗でPayPayが使えるほか、PayPayカードでの支払いも可能。クレジットカード非対応の店舗以外では、原則全店で利用可能です。
「QRコード決済非対応」のイメージが強いジョイフルですが、今回の記事でご紹介した通り、PayPayカードでの支払いなどを通じてPayPayステップの条件を満たすことができます。また楽天Edy決済ができるため、Edyを活用することで楽天ペイも間接的に使えます。ぜひ店頭で実践してみてくださいね。