エネルギー価格の高騰によって日用品や電気代の値上がりが相次ぎ、消費者にとって厳しい状況が続いている。そのような中、つい飛びついてしまうワード「キャッシュバック」についての調査結果が明らかに。1万円以上の高額キャッシュバックを受け取ったことがある人は、意外にも全体の3割程度であると判明した。
キャッシュバックにまつわるアンケートで使い道や受取状況が判明
電気、ガス、インターネットをまとめて比較&乗り換えが可能なWEBサービス「クラシェルジュ」が20代~60代の男女100人にインターネットでキャッシュバックの使い道や受け取り状況についてのアンケート調査を実施した。大前提として、キャッシュバックとは、商品購入後に購入金額の一定額が消費者に払い戻されること。キャッシュバックが行われることで、結果的に商品を割引で購入したことになる。
キャッシュバックの使い道についてのアンケート調査の結果を見ると、“1万円以下”のキャッシュバックについては「生活費の足しにする」と回答した人が半数以上で、“1万円以上”になると「旅行や高額商品の購入に使う」と回答した人が最も多かった。
同サービスの解説者は「原材料価格の高騰や世界情勢の影響による、企業の値上げラッシュは家計をひっ迫しており、その中でも食品や日用品などの値上げは頭を悩ます原因の1つ」と分析。キャッシュバックで浮いた分のお金を生活費の足しにするという回答や、家計のために普段は我慢している少し高価な日用品購入に使う「プチ贅沢」が使い道の上位にきていることからも、日々の支出を少しでも減らしたいという消費者の願望が反映されている。
「高額キャッシュバックって、なんか怪しい…」 そのようなことはないんです
今回の調査では、1万円以下のキャッシュバックについては9割以上の人が「もらったことがある」と回答しているが、1万円以上の高額キャッシュバックをもらったことがある人は全体の約3割にとどまっていることも判明。解説者は、その背景を「高額キャッシュバックに対して怪しいイメージを持つ人や、そもそも、何の商品で高額キャッシュバックが実施されているか、知らない人が多くいることなどが考えられる」と推測している。
さらに、解説者は普段利用しているネット回線で高額キャッシュバックがもらえると紹介。「契約するだけで数万円(高いところでは8万円ほど)もらえるなんて『裏があるのでは?』と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、多くのネット回線で実施しているポピュラーな特典」とし、「条件をクリアしないとキャッシュバックがもらえないネット回線もありますが、本当に契約するだけでもらえるところも。乗り換えることで節約につながる可能性が十分にあります」と説明している。
日々の家計負担軽減のためにも、キャッシュバックを賢くゲットできるよう情報収集をこまめに行うことが大切だ。
出典元:【株式会社ブレイブ/PR TIMES】
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