株式会社oricon MEが、「ネット銀行」や「ネットバンキング」の「オリコン顧客満足度®」を発表した。ネット銀行は実店舗がない完全にオンラインで完結する銀行で、ネットバンキングは地方銀行などのサービスの一つである。今回はそれぞれのランキングについて紹介しよう。
「住信SBIネット銀行」3年連続で首位を獲得！
総合ではソニー銀行は僅差で第3位だが、他者推奨得点では2位にランクイン（「株式会社oricon ME」調べ）
まず、ネット銀行の総合ランキングを見ると、「住信SBIネット銀行」が第1位に。住信SBIネット銀行は今回で3年連続、10度目の総合1位であり、ユーザーから高い信頼を得ていることがうかがえる。全体で11ある評価項目のうち、「アプリの使いやすさ」「システムの安定性」「ATMの使いやすさ」の3項目で1位を獲得。とくに「システムの安定性」については、2年連続の首位となった。
ユーザーからは「スマート認証は手軽でセキュリティが高いので助かる」「アプリが使いやすく残高などが簡単に照会できる」など、利便性や安全性を評価する声が挙げられている。また、どれくらいそのサービスを他人にすすめたいかを数値化した「他者推奨得点」では74.4点で、こちらでもトップを獲得。人気証券会社であるSBI証券と連携できることも、人気に一役買っていると考えられる。
前年から順位を上げた「auじぶん銀行」は第2位にランクイン。総合順位では住信SBIネット銀行に一歩及ばなかったものの、評価項目別では「手続き」「付帯・連携サービス」「優遇サービス」「ネットバンキング手数料」「キャンペーン」の5項目でトップを勝ち取っている。その名の通り、au端末と連携することができるので、とくにauユーザーにオススメのネット銀行だといえるだろう。
ネットバンキングのトップは「イオン銀行」だが、「福岡銀行」も大躍進
総合ランキングでは上位は僅差であるため、自分に合ったサービスを選ぶのがよさそうだ（「株式会社oricon ME」調べ）
続いて、ネットバンキングのランキングを紹介。総合1位は「イオン銀行」で、2年ぶり4度目となる首位の座に君臨した。7種の評価項目別に見ると、トップを獲得した項目はないものの、「付帯・連携サービス」「ネットバンキング手数料」で第2位、「問い合わせのしやすさ」で第3位にランクイン。
利用者のコメントを見ると、「手数料が手ごろで、住所変更などの手続きをストレスなくできる」「普通預金の利率が良い」など、利用する際の負担が小さいことや、利率の良さをメリットとして挙げる意見が寄せられた。WAONカードやイオンカードなどとも連携することで、ポイントが貯まりやすくなるのも魅力のようだ。
イオン銀行とはわずか0.1ポイント差で、惜しくも総合ランキング第2位となったのが「福岡銀行」。前年の第8位から大躍進を遂げた。評価項目のうち、「手続き」「付帯・連携サービス」「システムの安定性」「問い合わせのしやすさ」の4項目で１位を獲得するなど、ユーザーからは高い評価を得ている。
ネット銀行もネットバンキングも、基本的には時間や場所を問わずに取引ができることが最大のメリットだが、ネットを介するからこそセキュリティ対策には気を付けたいところ。インターネット上に口座を開設する際は、手数料や利率、使いやすさももちろん重要だが、安全性も重視して選ぶべきだろう。
出典元:【オリコン株式会社/PR TIMES】
