【2023最新】年会費無料のおすすめETCカード9選:還元率や選び方を一覧総まとめ

高速道路を通るときに便利なETCカード。しかし、年会費や還元率などの条件はカードによって異なります。どれを選べばお得なのでしょうか?

今回おすすめのETCカードを紹介するにあたり、ETCカードのカオスマップを作成してみました。クレジットカード会社が発行するクレジットカードは上記の通り多岐にわたり、年会費や還元率を基準にETCカードを選びたい場合にどれを選べばいいかわかりにくいですよね

そこで今回は年会費や還元率などを基準とした基本的な選び方とおすすめカードを紹介します。

【目次】

ETCカード発行時に知っておくべき3つのポイント
【年会費無料】迷ったらこれ!ポイント還元率で見るETCカード主要3選
【年会費無料】ETCカードおすすめ7選
【年会費実質無料・その他】ETCカードおすすめ2選
無料ETCカードの種類、発行方法と注意点
ETCカードを使った主要のお得なサービスと利用方法
ETCカード利用時に確認すべき項目
よくある質問:ETCカードについて
まとめ:年会費無料のETCカード選びとその作り方

ETCカード発行時に知っておくべき3つのポイント

ETCカードを発行する際のポイントは以下の3つです。

・年会費の有無
・優待内容
・ポイント還元率

年会費の有無

年会費をかけずにETCカードを持つことができるかどうかは重要なポイントです。

年会費は毎年の支出となりますので、無料のETCカードを選ぶことで経済的なメリットが得られます。クレジットカードとセットで発行できるETCカードは、年会費永年無料や即日発行に対応していることも多くとくにおすすめです

優待内容

ETCカードにはさまざまな優待特典が用意されています。マイレージサービスの他ガソリンスタンドやロードサービス、高速道路などで割引サービスが受けられることがあります。自分の利用スタイルや好みに合った優待特典があるかを確認しましょう。

ポイント還元率

ETCカードを利用する際にETCマイレージとは別にポイントが貯まり、二重取りとなります。ポイント還元率の高いカードを選ぶことで、ETC利用によるポイント還元が大きくなります。

たとえばJCB CARD Wは、ETCの利用でポイントが1%還元されるETCカード「ETCスルーカード」が発行可能です(画像引用元:JCB CARD W公式サイト)

自分の利用頻度や利用先などを考慮して、ポイント還元率を比較検討しましょう。

【年会費無料】迷ったらこれ!ポイント還元率で見るETCカード主要3選

冒頭で述べた通り、ETCカードは多岐に渡るため「選び方がわかりにくい」「カードごとの違いがわかりにくい」という側面があります。

そこでまずは筆者が厳選した3つのカードを対象に、年会費や還元率を比較してみましょう。

基本的にはJCB CARD Wが年会費永年無料で還元率も高くおすすめです。TカードPrimeもおすすめですが、年に1回以上の利用が無い場合に2年目以降に年会費が発生するため要注意(1回以上の利用で無料)。dカードも1%の還元率があり、ETCカードの還元率としては還元率が高くおすすめです(画像は各公式サイトより引用)

あくまで上記は主なETCカードの還元率をまとめてご紹介したものです。より詳しいおすすめカード一覧は後半で紹介します。

【年会費無料】ETCカードおすすめ7選

年会費が無料のおすすめETCカードを7種類ご紹介します。

エポスカード

エポスカードのETCカードは年会費無料であり、エポスカード本体の年会費も無料です。

エポスカードはクレジットカードとETCカードを両方発行しても費用が発生しないのが大きなポイント。加えてポイントはETCマイレージとは別に貯まるため、さらにお得感があります

(画像引用元:エポスカード公式サイト

年間50万円以上のカード利用者の場合、「エポスゴールドカード」へのインビテーションが届き「選べるポイントアップショップ」で還元率を引き上げることもできるため、よりおすすめです。

カード名 エポスカード
年会費 無料
還元率 0.5%(会員限定サイト経由で2~30倍)
国際ブランド VISA
付帯保険 海外旅行障害保険 傷害死亡・後遺障害 :最高500万円
ETC発行手数料 無料
ETC年会費 無料
ETC還元率 0.50%
分離型/一体型 分離型

JCB CARD W

JCB CARD WのETCカードは年会費が無料の上、高速道路の通行料金でポイントが貯まります。

JCB CARD Wは還元率の高さが魅力で、特定のガソリンスタンドやレンタカーサービスでもポイントが2倍から6倍になる特典があります。さらに常に通常のJCBカードの2倍のポイントが付与される特典があるのも嬉しいポイント。ETC利用や旅先でのポイント還元を重視する方におすすめのカードです

(画像引用元:JCB CARD W公式サイト

カード名 JCB CARD W
年会費 無料
還元率 1.0%~5.5%
国際ブランド JCB
付帯保険 旅行傷害保険 :最高2,000万円
ショッピングガード保険:最高 100万円
ETC発行手数料 無料
ETC年会費 無料
ETC還元率 0.50%
分離型/一体型 分離型

三井住友カード(NL)

三井住友カード(NL)は前年度に1度でもETC利用があれば、年会費無料です。利用がなかった場合、年会費は550円(税込)です。

ETCでのポイント還元率は0.5%~と高くはありませんが、ETCマイレージサービスとの二重取りが可能です。加えて演劇のチケットやツアーの割引などさまざまな優待特典も充実しており、アウトドア好きにもおすすめです

(画像引用元:三井住友カード公式サイト

カード名 三井住友カード(NL)
年会費 無料
還元率 0.5%~10.0%
国際ブランド VISA /Mastercard
付帯保険 旅行傷害保険 :最高2,000万円
ETC発行手数料 無料
ETC年会費 年会費無料
※前年度に一度もETCの利用がない場合は550円(税込)
ETC還元率 0.50%
分離型/一体型 分離型

ライフカード

ライフカードは年会費永年無料で、ETCカードの発行手数料も無料です。

ライフカードは入会初年度ポイントは1.5倍、さらに誕生月にはポイントが3倍になる特典もあります。利用頻度に応じてポイントがたまりやすく、中長期的にカードを使いこんでいきたい方におすすめの一枚です

(画像引用元:ライフカード公式サイト

カード名 ライフカード
年会費 無料
還元率 0.5%~12.5%
国際ブランド VISA/Mastercard/JCB
付帯保険 海外旅行傷害保険 傷害死亡・後遺障害:最高2000万円
ETC発行手数料 無料
ETC年会費 年会費無料
※前年度に一度もETCの利用がない場合は1100円(税込)
ETC還元率 0.50%
分離型/一体型 分離

dカード

dカードは年会費が永年無料であり、ETCカードの初年度年会費も無料。2年目以降も年に一度でも使えば年会費無料です。さらに、ポイント還元率も先に述べた通り「1.0%」と高水準です。

また、dカードはドコモの携帯料金の支払いやdカードポイントUPモール経由での利用で還元率1.5~10倍など「ドコモ関連の支払い」での還元率の高さが嬉しい一枚。ドコモユーザーかつETCカードをお探しの方におすすめ

(画像引用元:dカード公式サイト

カード名 dカード
年会費 無料
還元率 1.0%~dカードポイントUPモール経由で10%
国際ブランド VISA/Mastercard
付帯保険 お買物あんしん保険:年間100万円
ETC発行手数料 無料
ETC年会費 年会費無料
※前年度に一度もETCの利用がない場合は550円(税込)
ETC還元率 1.00%
分離型/一体型 分離型

オリコカード THE POINT

オリコカード THE POINTは年会費無料で、ETCカードの発行手数料も無料です。

ETCは「オリコETCカード」として、クレジットカードと分離した別のカードとして発行されます。ポイント還元率は1.0%~。ETCカードの還元率としては比較的高めであり、使い勝手が良い一枚です

(画像引用元:オリコカード公式サイト

カード名 オリコカード THE POINT
年会費 無料
還元率 1.0%~2.0%
国際ブランド JCB/Mastercard
付帯保険
ETC発行手数料 無料
ETC年会費 無料
ETC還元率 1.00%
分離型/一体型 分離型

セゾンカード インターナショナル

セゾンカード インターナショナルはETCカードが即日発行可能。また、ETC利用によって貯まったポイントはJALやANAなどのマイルやAmazonギフト券など各ポイントに交換可能です。

また星野リゾートの割引利用や、八景島シーパラダイスなどのレジャー施設の優待など特典が充実しているのもポイント。旅行好きの方におすすめの一枚です

(画像引用元:セゾンカード公式サイト

カード名 セゾンカード インターナショナル
年会費 無料
還元率 0.5%~セゾンポイントモールを経由した買い物で最大15%
国際ブランド VISA/JCB/Mastercard
付帯保険
ETC発行手数料 無料
ETC年会費 無料
ETC還元率 0.50%
分離型/一体型 分離型

【年会費実質無料・その他】ETCカードおすすめ2選

これまでの紹介してきたカード以外の年会費が実質無料かつ特典のあるETCカードをご紹介します。

TカードPrime

TカードPrimeはETC利用での基本還元率が1.0%。日曜日はTポイントが1.5倍貯まる非常にお得な1枚です。

TカードPrimeでは貯まったポイントはENEOSやオートバックスでも利用できるため、旅先でもお得です。燃料やカーメンテナンスに使えます。年会費は2年目以降1,375円ですが、年に一度でも利用すれば無料。実質無料の高還元率カードであると言えます

(画像引用元:Tカード公式サイト

カード名 TカードPrime
年会費 無料
※前年度に一度もETCの利用がない場合は1375円(税込)
還元率 1.0%~2.0%
国際ブランド Mastercard
付帯保険 国内旅行損害保険:最高1,000万円
海外旅行損害保険:最高2,000万円
ETC発行手数料 無料
ETC年会費 年会費無料
ETC還元率 1.00%
分離型/一体型 分離型

イオンETC専用カード

イオンETC専用カードは「イオンカードセレクト」などイオンカードユーザーは即日発行可能なETCカードです。

イオンETC専用カードではETC利用によってWAONポイントが貯まる特典もあります

(画像引用元:イオンカード公式サイト

カード名 イオンETC専用カード
年会費 無料
還元率
国際ブランド
付帯保険
ETC発行手数料 無料
ETC年会費 無料
ETC還元率 0.50%
分離型/一体型 分離型

無料ETCカードの種類、発行方法と注意点

無料ETCカードの種類や発行時の注意点を解説します。

クレジットカード会社のETCカード

クレジットカード会社から発行されるETCカードは、通常のクレジットカードとセットで申し込むことができます。申し込むクレジットカードを選んだら、オンラインや郵送、店舗での申込みがありますので、自分に合った方法で申請しましょう。

注意点は「クレジットカードを所有していることが前提」となるため、審査が必要なこと。またクレジットカードの利用制限やポイント還元条件を確認しておくことです。

ETCパーソナルカード

ETCパーソナルカードは有料道路6社が発行するETCカード。クレジットカードの審査や発行手続きをする必要がなく、ETCカードだけを希望する場合に便利。クレジットカードを保有していない方でも持つことができます。

ETCパーソナルカードの公式ウェブサイトから所定の書類をダウンロードし、申し込みを行いましょう。

ETCコーポレートカード

ETCコーポレートカードは法人や企業に提供されるETCカードであり、車両の登録など特定の手続きが必要です。法人や企業が複数の車両を管理する場合に利用されます。

ETCカードを使った主要のお得なサービスと利用方法

ETCカードを使えば、ETC割引が受けられるのはもちろん、ETCマイレージサービスというポイント還元制度を受けることができます。

ETC割引

ETC割引は、ETCカードを利用することで割引を受けられる制度です。土日祝日や深夜など、特定の時間帯や条件において現金払いと比べて有料道路の割引料金が適用されます。
なお、各高速道路会社によって割引内容は異なります。

ETCマイレージサービス

ETCマイレージサービスは、ETCカードを利用した分だけポイントの還元が受けられる制度です。ETC利用分のポイントを無料通行分として利用できます。クレジットカードのポイント還元とは別途のマイレージであり、ポイント二重取りが可能となります

ETCカード利用時に確認すべき項目

ETCカードを利用するときには必ずETC車載器が必要です。また、期限切れのETCカードは利用できないため高速道路に乗る前に確認しましょう。

ETCカードの利用にはETC車載器が必要

ETCカードを利用するには、車載器の設置が必要です。車載器はETCカードと連動して高速道路の料金収受や割引サービスを受けるために必要な機器です。

ETCカードの有効期限を確認する

クレジットカードと同じように、ETCカードにも有効期限があります。定期的に有効期限を確認し、期限が近づいたらカードの更新手続きを行う必要があります。

よくある質問:ETCカードについて

RTCカードについてよくある疑問と答えをご紹介します。

ETCカードを作るのにはどれくらいかかる?

ETCカードの作成には申込から数日~数週間程度かかる場合があります。申込の手続きや審査に時間がかかることを考慮し、余裕をもって申し込むことをおすすめします。

ETCカードを早く発行できるクレジットカードはある?

一部のクレジットカードでは、ETCカードの即日発行や短期間での発行に対応しているケースがあります。今回紹介しているクレジットカードはいずれも短期間での発行が可能なため、早期発効したい場合は申し込みを検討してみると良いでしょう。

まとめ:年会費無料のETCカード選びとその作り方

ETCカードには、クレジットカード会社の発行するETCカードと、有料道路6社が発行するETCカードがあります。クレジットカード会社の発行するETCカードに申し込む場合は、クレジットカードを保有していることが前提となり、審査も必要になりますので注意しましょう。

カードを選ぶ際のポイントは、年会費の有無、優待内容、ポイント還元率の条件が自分のライフスタイルに合っているか確認することです。

申し込むカードを選んだら、カードにより、オンラインや郵送、店舗での申込みがありますので、自分に合った方法で申請しましょう。申込から受け取りまで数日~数週間程度かかる場合がありますので、注意してください。

オトナライフ編集部
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