パフォーマンステクノロジーネットワーク「afb(アフィビー)」の開発運用をおこなう株式会社フォーイットは2023年4月26日 ~5月2日、全国の「副業をしたことがある」と回答した18歳~69歳の男女を対象に「副業の周知に関するアンケート」を実施。500人から回答を得た。近年において増加傾向にある副業だが、周知、つまり自身が副業していることを広く知らせることについて人々はどのような行動をとっているのだろうか。
副業していますと、周りの人に伝えている?
一つ目の質問では、「副業をしていることを周囲の人に伝えていますか?」と聞いている。この質問に対して最も多かった回答は、「家族にのみ伝えている」で23.4%だった。世の中で広がりを見せる副業だが、いまだ会社には伝えずにこっそりしている人も多いらしい。以降は、2位「家族・友人・会社に伝えている」が23.0%、3位「家族・会社に伝えている」が19.5%と続いた。
また、4位の「誰にも伝えていない」という人は9.4%いたが、その理由では「副業と言えるほどの稼ぎになっていないから」、「伝える必要性を特に感じないから」などの意見が散見された。これらの声から察するに、副業というよりは、ラッキーパンチのような収入と認識されているのかもしれない。
世帯年収が高いほど、副業を知らせる傾向に
副業していることの周知に関して世帯年収別で結果を見てみると、「家族・友人・会社に伝えている」人は、世帯年収が上がるごとに増加する結果となった。
世帯年収が〜500万円の人では、「家族・友人・会社に伝えている」との回答は19.1%だが、501〜1,000万円の人では23.6%、1,001万円では33.3%と、年収が上がるほどに増加する結果となった。それとは逆に、「誰にも伝えていない」と回答した人の割合は、世帯年収1,001万円〜からの人では5.1%、501〜1,000万円の人では5.2%、〜500万円の人では14.0%となり、世帯年収が高くなるほど少なくなる傾向となった。
以前実施した「現在勤めている会社で、副業は許可されているか」を問うアンケートでは、「許可されている」人が、世帯年収が上がるにつれ増加傾向だった。副業がOKの環境では、副業を通して新たなノウハウの習得、新たなコミュニティの形成や、案件獲得のきっかけになるなど、より多くのビジネスチャンスに触れることができるのかもしれない。副業を後ろめたいものとせず、副業していることを本業に活かす環境が整えば、本人にとっても勤先企業にとっても、より良い未来が待っているかもしれない。
出典元:【まーくんのアフィリエイト学校】