「自分の楽天カードの利用可能額」がいくらまでなのか把握していない人も多いのではないでしょうか。たとえば「月20万円まで」の場合、引っ越しなどで支出が増えるとあっという間に限度額に達しがちなため、要注意。
また楽天カードは学生の場合、限度額が10万円に制限されるという噂もあります。するとたとえば「子どもにクレジットカードを一枚持たせたい」場合、子どもの名義ではなく「家族カードを発行すべきか」悩ましいところでしょう。
この記事では、楽天カードの利用可能額（限度額）の確認方法や変更方法を紹介します。
楽天カードの利用可能額はいくらまで？
主な楽天カードは通常の楽天カードにくわえ、楽天ゴールドカード、楽天プレミアムカードの3種類。
楽天カードの中でも人気が高いのが、年会費無料の楽天カード、気軽にゴールドカードが持てる楽天ゴールドカード、海外旅行に行く人におすすめな楽天ゴールドカードプレミアムの3つです。このほかにも楽天PINKカードや楽天カードアカデミーが存在しますが、一部の特典などを除くとそれらは「楽天カード」の亜種と言えます
楽天カードの利用可能枠は最大100万円、楽天ゴールドカードは最大200万円、楽天ゴールドプレミアムカードは最大300万円です
参考元：楽天カード（楽天カードの限度額はいくら？一時的に上限を上げる方法も解説）
楽天カードの利用可能額の初期限度額と確認方法
楽天カードは、会員専用の「楽天e-NAVI」から利用可能額の照会や利用残高の確認が可能です。
楽天e-NAVIにログインすると、ページ下方の「ご利用可能額」の箇所から利用可能額の紹介や一時的な増枠申し込み、利用残高の確認などが可能です。なお楽天e-NAVIでは利用明細の印刷、ダウンロードや紐づける口座情報の変更なども可能です。楽天e-NAVIのログイン情報は必ず大切に管理しておきましょう
限度額の最高はいくら？
前述したように、基本となる楽天カードの最高限度額は最大100万円です。楽天カードゴールドは最大200万円、楽天ゴールドカードプレミアムは最大300万円まで利用できます。
限度額の最低はいくら？
カードを発行したからといって、誰でも最大限度額まで利用できるわけではなく、収入などによって利用限度枠は異なります。収入がないまたは低い場合は、申込時の利用可能枠が10万円程度になることもあります。
学生向けの利用可能額は「10万円」？
学生やフリーターなど収入があまりない方の場合、最低限度額とされている5万円～10万円の間で利用可能額が定められることが多くなっています。アルバイトなどで収入がある場合は10万円前後に設定されるケースが一般的です。
また学生の場合は学生限定の楽天カードアカデミーもあり、こちらは最大限度額30万円です。ちなみに国際ブランドはVISAとJCBの2通りで、学校を卒業後は楽天カードへ自動で切り替え可能です
参考元：楽天カードアカデミー
楽天カードの限度額を上げるには？
楽天カードの限度額を上げる方法を紹介します。
カードの利用実績を重ねる
限度額を上げるには、カードの利用実績を重ねつつ、なおかつ勤務先や収入など「返済能力」を示す情報を最新に保つことが大切です。
カードに登録している勤務先情報や年収は楽天e-NAVIの「お客様情報の照会・変更」から変更できます
特に昇進などで収入が上がった場合、楽天e-NAVIの「お客様情報の照会・変更」より最新の情報へと更新しておくことをおすすめします。それらの情報は増枠や一時的な増枠に有利となります。
楽天e-NAVIから増枠、一時的な増枠の申し込みも可能
楽天カードの増枠には「キャッシングの利用可能枠の増枠」と「ショッピング1回払いの利用可能枠の一時的な引き上げ」の2通りがあります。
多くの場合は海外旅行や高額な買い物などを理由に、利用可能枠の一時的な増枠を希望しているケースが多いのではないでしょうか
一時的な増枠の申請は、「楽天e-NAVI」にログインしたうえで以下のURLにアクセスすることで可能です。
一方でキャッシングの増枠申請は、ショッピング枠の一時的な増枠よりも審査が厳しく、当日中に増枠申請から借り入れまでが完結しないケースも。キャッシングに関しては、どうしてもすぐにお金が必要な場合はカードローンや消費者金融の利用を検討するのも一案でしょう。
参考元：楽天カード公式サイト
まとめ
楽天カードの種類によって最大利用限度額が定められていますが、収入などによって利用可能枠は異なります。そのため収入が少ない、またはない人は「10万円前後」になってしまうことも。
一時的に利用可能枠を増額したい場合は、楽天e-NAVIから変更可能です。自分や配偶者の収入が増えた場合は「お客様情報の照会・変更」より最新の情報に変更しておくと、審査に有利になりやすいため更新しておきましょう。
