QRコード決済の普及が進む中でも、ECサイトや普段の買い物などさまざまなシーンで活用されるクレジットカード。カード会社によってポイント還元や、特典などの特徴が異なるが、なんのカードが人気で、何を基準に選べばよいのだろうか。
過半数が楽天カードを所持!?
株式会社400Fが自社で運営している「オカネコ」利用者1,530名を対象に行った調査によると、クレジットカードの中で最も所持率が高かったのは「楽天カード」で、なんと55.23%が利用していた。楽天ポイントが貯まりやすさが人気の理由だと考えられ、メインカードとしての使用率もトップを誇っている。
ついで「PayPayカード」「イオンカード」が同率2位に。PayPayカードはQRコード決済との連携によりポイント還元が期待できること、イオンカードは普段の買い物で利用する機会の多さから高い支持を集めているのだろう。ただ、これらはメインカードとしての利用している人はそれほど多くないようで、特定のキャンペーンや店舗で使用するために、サブとして所持しているのかもしれない。
クレジットカード選びで重視するのは「ポイント還元率」
クレジットカード選びで重視するポイントについての質問では、「ポイント還元率」や「年会費の安さ」を選択基準としている人が多いことがわかった。続く回答も「ポイントの使い勝手」や「利用特典・キャンペーン」などの理由が挙げられており、直接的に利用者のメリットにつながる要素が重視される傾向にある。一方、カードブランドやステータスを意識している人は少数派のようだ。
クレジットカードで利用するシーンとして多いのは「オンラインショッピング」が断トツ。ECサイトなどではキャンペーンなども多く、支払う金額も高いため、その分ポイント還元に期待する人が多いのだろう。「食料品・スーパー」や「公共料金・携帯料金」など、日常での決済で利用する声も挙がった。
クレジットカードはキャッシュレス決済やポイント還元など現金にはないメリットが多く、一部サービスでは、クレジットカードのひもづけが必要なものもあるので、最低でも1枚は所持しておきたい。
出典元:【オカネコ】