年収1,000万円を狙いやすい職種は? フリーランス・複業・副業職種ランキング

多様な働き方ができる現代では、企業勤めだけでなく、スキルを活かしてフリーランスとして仕事をしたり、副業をはじめたりする人が増えています。フリーランス・複業・副業の求人マッチングサービス「SOKUDAN(ソクダン)」を運営するCAMELORS株式会社は、「1,000万円が狙いやすい職種ランキング!フリーランス・副業編について」の調査を実施していたので、さっそく紹介しましょう。

年収1,000万円超えは全体の19.7%!

年収1,000万円が狙いやすい職種ランキング!フリーランス・副業編

「年収1,000万円が狙いやすい職種ランキング」(フリーランス・副業編)。全体の19.7%が年収1,000万円を超える結果に(「SOKUDAN(ソクダン)」調べ)

まず「年収1,000万円が狙いやすい職種ランキング!フリーランス・副業編」では、調査対象職種の中で年収1000万円を超える割合が19.7%の結果となりました。その中で上位8職種は20%以上、上位4職種は30%以上が年収1,000万円を超えるという結果に。

一般的には給与を取得する人で年収1,000万円を超えるのは4.9%。そのため、フリーランス・副業で働く方が年収1,000万円を狙いやすいと言えます。また、上位10職種の7つはIT関連の職種。IT系の仕事をフリーランス・副業で取り組めば、さらに年収1,000万円を目指せるのではないでしょうか。

高い専門性が必要な職種が年収1,000万円超を目指せる傾向

職種別に見ると、「データサイエンティスト」で年収1,000万円を超えるのは50.0%と、最も高い結果が出ました。多くの年収を得られる理由は大きく分けて4つ。「高い需要と人材不足」「データの増加とビジネス上の重要性のアップ」「高度な専門スキルが必要」「企業の競争の激化」があげられます。需要があるものの人材不足であるため、優秀な人材を確保するために企業は給与をあげなければなりません。また、データサイエンティストは専門的なスキルが必要なため、給与が高いことが妥当だとされています。

次いで「エグゼクティブ/コンサル」が40.0%、「プロジェクトマネージャー」が35.3%という結果に。この2つも高い専門性が必要な職種のため、高い給与が得られると考えられます。また、高い需要と人材不足な現状にあることも、年収1,000万円を超える給与を目指せる要因と言えるでしょう。

週3日以下のリモート稼働が多い

年収1,000万円が狙いやすいフリーランス副業案件のリモート可否

フリーランス副業案件は、83.0%がリモート可能な仕事だと判明(「SOKUDAN(ソクダン)」調べ)

同調査で「年収1,000万円が狙いやすいフリーランス副業案件のリモート可否」を調べたところ、調査対象の案件のうち83.0%が「リモート可」でした。フリーランス・副業の仕事の多くは、場所を問わずに働けるようです。

年収1,000万円が狙いやすいフリーランス副業案件の稼働日数

週3日以下で稼働する案件は4割以上で意外と多いことが判明(「SOKUDAN(ソクダン)」調べ)

また、「年収1,000万円が狙いやすいフリーランス副業案件の稼働日数」の調査では、「週1日」が5.9%、「週2~3日」が38.5%という結果になりました。つまり、4割超(44.4%)の案件が週3日以内の稼働ということになります。

少ない稼働日数でこなせる案件であれば、複数の案件に取り組み、経験・報酬を増やせます。また、経験値も高まるため、専門的なスキルも向上。結果として、1,000万円を超える年収を得られる人が多くなっているのかもしれません。

フリーランス・副業は専門的なスキルが必要ですが、経験値や案件によっては高い報酬を得られます。高い年収を狙えることから、企業でスキルを身につけた後、フリーランスに転向したり副業をはじめたりする人が今後増えるのではないでしょうか。

出典元:【SOKUDAN Magazine 1 2

若林勇希
編集・ライター。編集プロダクションやライティングスクールの講師として5年以上WEBライター業に携わっており、現在は独立してフリーライターとして活動中。これまで様々なジャンルを手掛けてきたが、最近はガジェットやスマホ関連の記事を執筆することが多い。「老後2000万円問題」のために、iDeCoやつみたてNISA、貯蓄型保険なども実践している。

Twitter:@webwriter888

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