PayPayやスマホなどのソフトバンク系列のサービスを利用している人は、一度は検討したことがあるであろうPayPayカード ゴールド。もしくは、もう持っている人もいるかもしれない。そんなみなさんに朗報だ。2023年10月2日より、PayPayカード ゴールドが「ゴールド家族カード」の提供を開始した。今回は、家族カードを含めてPayPayカード ゴールドのメリットなどを解説したい。
PayPayカード「ゴールド家族カード」とは
PayPayカード ゴールドは2022年11月に提供開始した、PayPayカードの上位ランクにあたるカードだ。カード決済時のポイント還元率が1.5%、スマホ利用料金には最大10%ポイント、さらに月額料金508円(税込)のYahoo!プレミアムの全特典が使用できるなど、PayPayカードに比べて、ポイント、特典ともに手厚い。年会費は11,000円(税込)だが、Yahoo!プレミアムの月額料金だけで6,096円を支払うことを考えれば、”PayPay経済圏”のユーザーなら年会費のもとはじゅうぶんに取れる試算だ。スマホを家族でソフトバンクにしているユーザーなどから、家族カードを望む声も多く、満を持しての登場となった。
ゴールド家族カードは、年会費無料で、3枚まで発行できる。ポイント還元率は本人と同じ1.5%、PayPayステップの利用特典であるPayPayポイント付与と回数カウントの対象になる。しかし、Yahoo!プレミアムの特典がないことと、ソフトバンクやワイモバイル利用のポイント付与は、通常のPayPayカードと同条件の還元率になるので注意が必要だ。
どんな人がおトクに使えるのか?
では、ゴールド家族カードを作ると良いのはどんな人だろうか。まずは家族がソフトバンクユーザーで、PayPayもよく利用しているなどが挙げられる。1人では難しかったPayPayステップのポイント付与率アップへの利用条件達成も、家族で利用すれば達成できる可能性が上がるだろう。さらに、家族カードをPayPayアプリに登録した場合は家族のPayPayアカウントに付与される。例えば、ソフトバンクのスマホを利用しているがあまりPayPayを使用していない夫と、PayPayをよく利用する妻の場合、ゴールド家族カードを発行することで2人ともゴールドカードならではの大きな恩恵を受けられそうだ。
また、PayPayカード ゴールド会員と同様に、国内とハワイの空港ラウンジ利用や年間300万円までのショッピング保険、最大1億円の海外旅行保険などが付帯。よく旅行や出張に行く人にも大きな特典となるだろう。
家族がそれぞれ本人名義で、PayPayカード ゴールドと年会費無料のPayPayカードを持っている場合よりも、PayPayカード ゴールドとゴールド家族カードに変更したほうがおトクになるのは間違いない。家族で”PayPay経済圏”を利用しているなら、一度検討してみてはいかがだろうか。
出典元:【PayPay】