楽天ペイで支払う際、楽天ポイントカードを先に提示すればポイントを二重取りできます。他にも組み合わせればポイントを三重取りすることも可能です。
そこでこの記事では、楽天ペイでポイントを二重・三重取りする方法と具体的な手順を画像付きで解説します。
【初級編】楽天ペイでポイント二重取りする方法3選
以下の組み合わせなら、楽天ペイの支払いでポイントを二重取りできます。
【1】楽天ポイントカード+楽天ペイ
最も手軽なのが「楽天ポイントカード」と「楽天ペイ払い」の組み合わせ。合計で1.5~2%のポイント還元を受けられます。
その後、楽天ペイで支払いをします。支払方法には「コード払い」と「QR払い」の2通りがあります。
店頭に表示されているQRコードを読み取って支払う場合の手順は、以下の通りです。
【2】楽天キャッシュにチャージ+楽天ペイ
楽天ポイントに加盟していない店舗でもポイントの二重取りができるのが、楽天キャッシュにチャージ後、楽天ペイで支払う方法。楽天キャッシュは楽天ペイアプリにチャージして使える電子マネーで、チャージ方法は楽天カード、楽天銀行、ATM、ラクマ、楽天ウォレット、楽天ギフトカードの6つ。このうち、楽天カードからチャージするとチャージ金額の0.5%が還元され、楽天ペイ払いの1%と合わせて合計1.5%のポイント還元を受けられます。
楽天カードからチャージする方法は、以下の通りです。まずは、楽天キャッシュで利用するクレジットカードを登録します。
楽天カードから楽天キャッシュにチャージする手順は以下の通りです。
なお、楽天キャッシュで支払う場合は、以下の手順で支払い元を「楽天キャッシュ」に変更する必要があります。
なお、デフォルトでは支払い時に「ポイント優先」で使われるようになっています。「キャッシュ優先」に切り替えたい場合は、以下の手順で変更しておきましょう。
【3】Suicaに楽天ペイ経由でチャージ+Suicaを利用
楽天ペイではモバイルSuicaと連携し、楽天カード、楽天ポイントでチャージ可能。楽天カードでチャージした場合、200円につき1ポイントが還元されます。先述したように、交通機関でSuicaを利用するとJRE POINTが2%還元されるうえ、店舗のSuica払いでもJRE POINTが0.5~1%還元されます。
まずは、楽天ペイとモバイルSuicaを連携させます。
連携したら、モバイルSuicaにチャージします。
上記の方法でポイントの二重取りが可能ですが、【1】と【2】の両方を組み合わせることでポイントの三重取りもできるようになります。
【1】楽天キャッシュにチャージ+楽天ポイントカード+楽天ペイ
楽天ポイント加盟店で楽天ポイントカードを提示し、楽天キャッシュにチャージしたうえで楽天ペイで支払えばポイントの三重取りが可能。
ポイント三重取りの内訳は、以下のようになっています。
・楽天カードで楽天キャッシュにチャージすると0.5%のポイント還元
・支払い時に楽天ポイントカードを提示で0.5~1%のポイント還元
・楽天ペイでの支払いで1%の還元
これで、ポイント還元率の合計は2~2.5%になります。
なお、2023年10月2日~11月1日まで楽天ペイアプリ内の楽天ポイントカード限定で、ポイント還元率が2倍になるキャンペーンを実施中。エントリーが必要ですが、毎月開催されているのでよりお得にポイントを貯めたいならエントリーしておきましょう。
【2】楽天ポイントカード以外のポイントカードを提示して三重取り
楽天ポイント加盟店以外でも、dポイント、Pontaカードなど、楽天ポイントカード以外のポイントカードを提示すれば、ポイントを貯められます。
この場合のポイント三重取りの内訳は以下の通りです。
・楽天カードで楽天キャッシュにチャージすると0.5%のポイント還元
・支払い時に、楽天カードの代わりに別のポイントカードを提示してポイントを貯める
・楽天ペイでの支払いで1%の還元
【おさらい】楽天ペイでポイントを貯めるコツは大きく分けて2つ
楽天ペイでよりお得にポイントを貯めるコツをおさらいしていきましょう。
楽天ポイントカードを使いこなす!
そもそも楽天ペイや楽天カードを利用していても、楽天ポイントカードを使いこなせていない人もいるでしょう。しかし、楽天ペイでポイントを二重取り・三重取りしたいならポイントカードの活用が基本です。
(画像引用元:楽天ポイントカード公式サイト)
2015年12月17日以降に申込・発行された楽天カードには、標準で楽天ポイントカードの機能が付いています。 つまり楽天カードや楽天PINKカードなどのクレジットカードも楽天ポイントカードとして使えるということ。楽天 Edyは支払いだけでなくポイントカードとしても利用できますが、楽天クレジットカードも提示して得られるポイントと、楽天カードで支払うことで得られるポイントの両方を獲得可能です。
さらに単に「楽天ペイで払う」だけではなく、もう一工夫として、楽天ペイでの支払いに「楽天キャッシュ」を使うとより多くのポイントを貯められます。
楽天カードから楽天キャッシュにチャージ
楽天ペイに紐づけた楽天カード払いの場合はポイント還元率1%ですが、楽天カードから楽天キャッシュにチャージして利用すると合計でポイント還元率は1.5%にアップします。
(画像引用元:楽天キャッシュ公式サイト)
つまり、楽天カードから楽天キャッシュにチャージして楽天ペイで支払った場合、合計で1.5%還元されるということ。楽天カードで直接支払うよりも0.5%分も多く楽天ポイントを貯められるということです。
楽天ペイでポイントを二重取り・三重取りする際の注意点
楽天ペイでポイントを二重取り・三重取りする際は、以下の点に注意しましょう。
楽天ペイに「楽天カードを紐づける」だけでは二重取りにならない
実は、楽天ペイに楽天カードを紐づけただけでポイントを二重取りできるわけではありません。
楽天ペイに設定不可のクレジットカードも
楽天ペイに設定できるのは、Visa、Mastercard、JCB、Ameican Expressの国際ブランドのみ。Diners Clubと銀聯のカードは登録できません。
ポイントが「いつ還元されるか」は支払方法などでまちまち
楽天ペイには、楽天カード払い、楽天キャッシュ払い、楽天口座払いなどがありますが、ポイントが付与されるタイミングは支払い方法によって異なります。基本的には翌日にポイントが付与されるものが多いですが、楽天カードの場合は翌月15日前後に還元されます。
コンビニでは1回に使える金額に制限がある場合も
楽天ペイアプリの1日の支払上限は最大50万円ですが、コンビニでの支払いは1日に4,000円まで。ただし、コンビニの種類が違えば利用できます。たとえば、ローソンとファミリーマートであれば、それぞれで上限の4,000円まで利用可能です
楽天ペイに関するよくある質問
楽天ペイについて、よくある質問をまとめました。
そもそも楽天ペイと楽天Edyはどう違うのですか?
楽天ペイとの大きな違いは後払いか、先払いかということであり、楽天ペイの場合はQRコードやバーコードを読み取るだけで決済が完了する後払い式です。対する楽天Edyは、事前にチャージが必要な先払い式となっています。
また、楽天ペイがレジでアプリを起動させて「QRコードの読み取り」や「バーコード提示」によって支払う「QRコード決済」なのに対し、楽天Edyはレジの端末にカードやスマホをかざして支払う「電子マネー」という違いがあります。
楽天ペイ利用で獲得したポイントの付与日は?
先述したように楽天ペイアプリの楽天キャッシュ、楽天ポイント、楽天銀行口座払いの場合は、基本的に翌日にポイントが付与されます。楽天カードからチャージした分のポイントは、翌月15日前後の付与になります。
一方、楽天ペイ(オンライン決済)で獲得したポイントは、利用月の翌々月2日〜8日頃に付与されます。
楽天ペイ利用金額の上限は?
楽天ペイ利用には上限があり、楽天ポイント・楽天キャッシュの合算で、1回で最大50万円、過去24時間および1カ月で最大50万円まで利用可能。 また、プラチナ会員・ゴールド会員・シルバー会員・レギュラー会員の場合は、楽天ポイントの利用上限が1回で最大3万ポイント、過去24時間および1カ月で最大10万ポイントとなっています。さらに、先述したようにコンビニでの楽天ペイ利用上限は1日4,000円です。
参考元:楽天ペイ
まとめ
楽天ペイの利用でポイントを二重取りしたいならポイントカードの提示が基本です。楽天ペイアプリ内のポイントカード利用限定で、ポイントが倍になるキャンペーンも実施しているため定期的にチェックしてエントリーしておくと良いでしょう。そのうえで、楽天キャッシュなどを組み合わせて、よりお得にポイントを貯めていくことをおすすめします。