今どき2%ものキャッシュバックが受けられるVisaプリペイド「Kyashリアルカード」が、2019年10月より2%キャッシュバックを廃止して1%のポイント還元に移行するという。これはいったいどういうことなのだろうか? 今回は、気になる「Kyashリアルカード」のポイント還元について解説しよう。
2%キャッシュバックから1%ポイント還元へ!
(Image:kyash.co)
今や、クレカのポイント還元は0.5%~1%が当たり前になっているが、「Kyash(キャッシュ)」では、Visaプリペイドカード「Kyashリアルカード」の利用で2%もキャッシュバックを受けられる。しかも、クレカでチャージするときに、クレカのポイントも2重取りできるのだがら、とってもお得なのだ。このことは、オトナライフでもすでに紹介した。
その「Kyash」が、2019年10月1日からポイントプラグラム「Kyashポイント」を開始すると発表した。これに伴い、従来の「2%キャッシュバック」制度は終了されることになったのである。新たに開始される「Kyashポイント」では、リアルカードは1%ポイント還元、バーチャルカードは0.5%ポイント還元となる。このニュースでショックを受けている人も多いだろうが、実はそれをフォローする新たな制度が設けられていたのだ!
(Image:kyash.co)
「Kyash(キャッシュ)」には、カードタイプの「リアルカード」とオンライン専用の「バーチャルカード」の2種類が存在する。両者には1日/1カ月の利用限度額などに違いがある
消費税10%対策で実質3%か6%ポイント還元に!
2019年10月1日は消費税が10%に引き上げられるタイミングである。そこで、経済産業省は景気対策のために「キャッシュレス・消費者還元事業」を同時にスタートする予定だ。そのため、対象店での支払いで5%または2%のポイントが還元されることになっている(還元率は店舗によって異なる)。
つまり、「Kyashリアルカード」は2%キャッシュバックから1%ポイント還元になるものの、別途、5%か2%のポイント還元も受けられるため、実質6%か3%のポイント還元となるわけだ。ちなみに、「QUICPay」による決済はポイント対象外となるので注意したい。
なお、「Kyashポイント」では、100円の支払いで最大1ptの「Kyashポイント」がリアルタイムで貯まり、付与されたポイントは1ptからすぐに利用可能である。